世の中には、早起きが得意という朝型の人、夜の方が集中できる夜型の人がいます。しかし、最近は「朝活」など朝時間を有効活用することがトレンドです。

  • 早起きは苦手ですか? ※画像はイメージ

ただ、「やっぱり朝は苦手」という人には早起きはつらいこと。先日、ビジネスハックを発信する、ラスカル|次期社長(@rascompany__)さんが、そうした人に向けアドバイスを投稿し、注目を集めていたので紹介します。

朝活を決意するも寝坊して「自分ダメだなぁ」と思う人。「朝に弱い」とかではなくて「朝が強すぎる」と考えるといいです。すると最悪相手が強すぎるから仕方ないと思えるし、逆に朝を制した時「自分凄い! えらい!」となって気分が上がる。是非やってみて! そう後輩に伝えたら、開き直って全然起きない
(@rascompany__)より引用

この投稿には、「ゲーム感覚で楽しそう!」「倒せない敵だからしょうがないですね笑」「すごい逆転の発想ですね 朝が強すぎる。本当にそれです。生まれてから今までずっと朝と戦ってます……」「てか、マジで朝はラスボス級に強いですw」「こうしたポジティブな発想とても好きです。凹んでいても前進はないですからね」など、共感の声が寄せられていました。

そして、「寝坊して待ち合わせに遅刻した時『俺の朝がめちゃくちゃ手強いのよ』って言いたい」「ぼくのあたまが悪いのではなく、相手のあたまが良すぎることにして、勉強をしなかった思考と似てますww」など、朝の強さに白旗を上げる声もありました。

また、「絶望的な戦力差に立ち向かう主人公感を毎朝味わえる含蓄のあるお言葉」「朝活を制する者は仕事を制す」「毎朝6時に全員が朝に打ち勝っている自衛官は最強そろいということでよろしいですね?」など、朝に果敢に挑む猛者たちからもコメントが届いていました。

なかには、「ラスカルさん! 強すぎる朝と戦うため、レベルアップしたいと思うのですがどこで鍛えれば良いでしょうか 夜更かしすれば鍛えられますか」「朝が強く、夜が弱いと感じるあなた。このツイートを見たら今すぐに寝ましょう。Netflixはダメ絶対」など、助言を求めたり、具体的にアドバイスしたりする読者も登場。

さらには、「その後輩とはワタクシのことですね。分かります」「後輩のメンタル最強で笑いました」「朝は最強の敵 ラスカルさん、流石です! そしてその後輩はさらにすごいwww」と後輩さんへ賛辞を贈る読者もいました。

朝は「最強の敵」という考え

さまざまな意見が飛び交うことになったこのツイート。医療系企業の若手役員を務めるラスカルさんに、少しお話を伺いました。

――この気付きを得た経緯を教えてください。

ラスカルさん: 最近、自社の事業内容を再度定義し、強みのあぶり出しを行っていたことがつながっています。つまり、一度「朝」を再定義し直したのです。すると「自分たちが朝に対して弱い」のではなく、「朝=強いもの」という考えにいたりました。

この捉え方により、自分の現状を前向きに考えることができると思ったと話します。そして「逆転の発想Xポジティブ」をコンセプトにした投稿になったと言います。なるほど!

――この別の意味で勇者である後輩へは?

ラスカルさん: 本人からの釈明は「業務後は婚活で忙しく、朝活の余裕が無い」とのこと(笑)。今が勝負所だそうなので、一旦そっと見守ろうという感じです。実は毎日のように理想の相手に会う方法と、その進捗を相談されています。僕自身が未婚で、相談する相手として適切かは不明ですが、本人が楽しそうなのでまあ良いかと思っています(笑)。

どうやら後輩さんが朝活を始めるのは、もう少し先のようですね。皆さんは、自分なりの「朝の起き方」を見つけていますか?