JR東海は、金山駅3番線ホーム(東海道本線上り)に設置した可動柵を3月1日から使用開始する。金山駅の東海道本線ホームでは、おもに313系・311系の快速・普通列車が停車し、4・6・8両編成で運転されることから、異なるドア位置に対応する可動柵が設置される。

  • 金山駅3番線ホームに設置される可動柵

金山駅3番線ホームに設置される可動柵は扉が左右に開閉するタイプで、4m以上の開口幅を確保。ホーム上の狭い箇所でも通路幅を確保できるように、戸袋部分は25cmに薄型化される。列車の編成両数と停止位置をセンサーで検知し、車両のドアに合う可動柵が自動で開くという。

現在、使用開始に向けた最終的な試験などを実施しており、使用開始まで可動柵が開いたままの状態となるため、安全に配慮し、監視員を配置する。今年12月頃には、4番線ホーム(東海道本線下り)でも同じタイプのホーム可動柵を設置し、使用開始する予定となっている。