東武鉄道は22日、千葉県が事業主体となって進めている「東武野田線(野田市)連続立体交差事業」において、3月28日初列車から東武アーバンパークライン(野田線)清水公園~梅郷間の高架区間と愛宕駅の新駅舎を使用開始すると発表した。

  • 愛宕駅付近の高架橋(施工中)

  • 高架駅化する愛宕駅(施工中)

この事業は、東武アーバンパークライン清水公園~梅郷間の約2.9kmを高架化するもので、東武鉄道は2008(平成20)年7月に千葉県と施行協定を締結し、工事を進めている。工事の進捗にともない高架上の線路に切り替えることで、この区間にある踏切11カ所が廃止され、安全性が向上する。

高架化される区間内にある愛宕駅と野田市駅の高架駅化も進め、愛宕駅については3月28日から新駅舎を使用開始する。愛宕駅の新駅舎は「『現代から未来へ』~生まれ変わる愛宕~」をデザインコンセプトに、江戸川の流れに高瀬舟が帆を張って未来へと進んでいく様子をファサードデザインで表現した。

  • 愛宕駅新改札口

  • 愛宕駅新コンコース

  • 野田市駅完成イメージ

野田市駅の新駅舎は2023年度の使用開始予定。「『温故知新』~歴史に寄り添い発展する街~」をデザインコンセプトに、興風会館や千秋社など、野田市にある近代化産業遺産を象徴するようなファサードデザインに生まれ変わる。

今後、高架切替えの後に線路や地平設備などを順次撤去し、野田市駅部については高架橋の2期施工を進め、2023年度中の新駅舎の供用開始と2面4線化をめざす。関連事業として、野田市施行の愛宕駅西口駅前広場は2023年度、野田市駅西土地区画整理事業は2027年度の完成をめざし、整備を進めていくとのこと。