サッポロ不動産開発は2022年秋、同社が東京都渋谷区で運営する複合商業施設「恵比寿ガーデンプレイス」商業棟をリニューアルオープンする。それに先駆けて2022年春にオープンする食料品・生活雑貨などのフロアテナントが決定した。

  • 複合商業施設「恵比寿ガーデンプレイス」(東京都渋谷区)

恵比寿ガーデンプレイスは1994年開業。住宅、オフィス、ホテル、文化施設などを有する複合商業施設として年間約1,300万人を迎えてきた。敷地面積は約8万3,000m2。2022年に「暮らす」「働く」 「遊ぶ」が融合した新しい「すごしかた」を創造するまちに生まれ変わるという。

ライフ、明治屋、トモズの出店が決定

  • 恵比寿ガーデンプレイス地図

「恵比寿三越」(2月28日営業終了)退去後のリニューアル物件となる商業棟は、地下2階から2階までで約2万2,000m2(約6,600坪)。地下2階の食料品・生活雑貨フロアでは、スーパーマーケット「ライフ」、1885年創業の老舗「明治屋恵比寿ストアー」、都市型ドラッグストアを首都圏で展開する「トモズ」の出店が決定した。

  • 地下2階から2階のフロアイメージ

ライフは、"日々のお買い物を、便利から、楽しいへ。"をコンセプトに展開するセントラルスクエア業態に 自然の恵みをいかしたオーガニック食品や健康にこだわった「BIO-RAL」(ナチュラルスーパーマーケット)を併設予定。

明治屋恵比寿ストアーは、日々の食卓を彩る生鮮品に加え直輸入商品のほか、こだわりの食材 を扱い、地域の幅広いニーズにも応えられるラインナップを取りそろえる。

トモズは、 恵比寿ガーデンプレイス内で2店目の出店。地下2階の店舗では、医薬品・化粧品から日用品まで、"お客様の「いつも心地よく、健やかに、美しく」を共にはぐくめる"をテーマに展開する。フロア面積約1,300坪を超える地域最大級の食品・生活雑貨の売り場となる。

テラスにつながる2階はワークプレイスに

また、広いテラスが特徴的な2階のフロアは、都会にいながらの便利さと自然を感じられる開かれた空間で、心地よく仕事と向き合えるワークプレイスにリニューアルする。室内と外のテラスがシームレスでつながっていることから、テラスで自然を感じながらの仕事が可能に。

  • 2Fオフィスイメージ

コンセプトは"Social Living"。「日常品がそろうスーパーマーケット、こだわりのフードマーケットを中心に地域の豊かな暮らしを支えるとともに、ニューノーマル下での働き方を提案するオ フィスや未来志向のコンセプトストア等により、人々の暮らしをサポートします。お客様の新しいライフスタイル に根差した『私らしい暮らし』を叶えられる拠点として生まれ変わる恵比寿ガーデンプレイスにどうぞご期待ください」と同社。