イ・ホンギ主演の『モダンファーマー』でドラマ出演を果たしたこともあるが、日本でのドラマ出演は今回が初。改めて日本と韓国のドラマ作りの違いにも気づく。

「日本はカメラテストの後に本番に臨む段取りですが、韓国ではカメラテストからカメラが回ります。テストでも良いシーンになれば、使われることがあるのです。そして、アドリブも多い。そんなところに日本と韓国のドラマ作りの違いを感じています。それから、韓国の俳優は“マナー脚”をやるんです。女優さんやヘアメイクさんと視線を合わせるために、脚を曲げることをひとつのマナーとして、そう呼んでいます。キム・スヒョンさんが始めたことにならって、韓国芸能人はこれをよくやりますよ」

紳士的な韓国人男性の優しい振る舞いを表すエピソードである。実際に、韓国女優陣からも「優しい」と声が上がる評判の“マナー脚”だという。

■世界中のファンに会いに行ける日を

そんな優しい韓国人男性が登場する韓国の恋愛系ドラマは日本でも人気がある。今、「第4次韓流ブーム」と呼ばれるブームが再到来しているところだ。この現象については「めちゃくちゃうれしい」と切り出した。

「韓国料理に至るまで、韓国に対して興味を持ってくれていることが本当にうれしいです。撮影現場でも、ビビンバ、参鶏湯、チャンジャと韓国料理の話題でいっぱい。コチュジャンはどのメーカーが美味しいか? 逆に日本なら、みそはどのメーカーが美味しいのか? そういった情報交換をしていますね。僕は日本食が大好きなんです! 納豆とか牛丼が昔から好きですね。今ハマっているのはちらし寿司です!」

日本での初めての経験も明るく楽しむをモットーに、ジェヒョン流の“サバイバル術”で乗り越えている様子だ。活躍の場が韓国、日本、そして世界へとますます広がっていくことにも期待を寄せている。

最後にファンに向けて力強いメッセージを伝えてくれた。

「今は思うようにライブ活動ができないのですが、待ってくれている世界中のN.Flyingファンの皆さん直接会いに行けることができる日を待ち望んでいます。今回のドラマをきっかけに日本をはじめ、もし世界でも見てもらえる機会が作られれば、楽しんでもらえることをうれしく思います。さらに忙しく活躍できるように頑張ります!」

  • N.Flying New Single「Amnesia」2021年6月30日発売