韓国のバンド・N.Flyingのキム・ジェヒョンが、日本テレビ系ドラマ『君と世界が終わる日に』(来年1月スタート 毎週日曜22:30~、3月からHuluでSeason2放送)に出演することが27日、明らかになった。

キム・ジェヒョン=日本テレビ提供

主演の竹内涼真が、死と隣り合わせの終末世界を生き抜く逞しいサバイバー・間宮響を演じる同ドラマ。高校時代からの恋人・小笠原来美(中条あやみ)と同棲中で、密かにプロポーズをしようとしたその日、トンネル滑落事故に遭い閉じ込められてしまう。4日後、命からがらトンネルを脱出すると、世界は一変。誰もいない街に、大破した交通網、届かない電波、街中に残された血痕…“世界の終わり”のような極限状態にひとり取り残された響は、必死に来美を探すが…。

ジェヒョンが演じるのは、口数は少ないが心優しい韓国人青年、ユン・ミンジュン。今回のドラマ出演のために韓国から来日したジェヒョンは、初の日本のドラマへの出演に際し、「不安も緊張もありましたが、今もすごくいい雰囲気で撮影させてもらっています」とコメント。自身の役どころについて、「ミンジュンは僕とは全然違って感情を表に出さない」としつつ、「自分自身とミンジュンとの違いが演技をする上でいちばん大事かもしれない」と、役作りへのモチベーションを語った。

竹内をはじめとした共演者らとも「すごく仲のいい相手に使う言葉」という「ヒョン(お兄さん)」をつけて話すなど、打ち解けた様子でいることを明かしている。

そのほかの共演者については、今後随時発表となる。

キム・ジェヒョンのコメント全文は、以下のとおり。

日本のドラマに出演するのは初めてなので、不安も緊張も沢山ありました。ですが、毎日新しいことを覚えて、学んで、自分自身にとってすごくいい経験になっています。僕は韓国では音楽活動をしていて、メンバーたちとは80歳までやりましょうといつも言っているんですが、きっとこの作品のことは80歳になっても忘れないですね。
韓国ではすごく仲がいい相手に「ヒョン(お兄さん)」をつけて呼ぶんですが、僕が竹内さんに「涼真ヒョン」と言うと竹内さんは「いいじゃん!」と言ってくださって。涼真ヒョンとか、(笠松)将ヒョンとか、大谷ヒョン、マキタヒョン、笹野ヒョンとか…ちょっと失礼かもしれないですけど、そう呼ばせてもらって(笑)。皆さんとすごくいい雰囲気で撮影させてもらっているので、とても感謝しています。
僕は普段感情を表に出して笑う方なんですが、ミンジュンは僕とは全然違って感情を表に出さないし笑わないですね。でも自分自身とミンジュンとの違いが演技をする上でいちばん大事かもしれないなと思っています。
ロマンチックだったり、サバイバルだったり…この作品についてまだ言えないこともありますが、観た皆さんがびっくりする作品だと思います。
僕自身も早く観たいです!皆さんもぜひ期待して、放送を待っていてください!