Biz Hitsは2月2日、「嫌いな上司に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2020年12月3日~4日、全国の働く男女500名(女性332名、男性163名、未回答5名)を対象にインターネットで行われた。

  • 嫌いな上司の特徴ランキング

    嫌いな上司の特徴ランキング

職場に嫌いな上司がいるか尋ねたところ、73.2%が「いる」と回答。また、上司が理由で会社を辞めたいと思ったことがある人は65.0%に達した。

「上司のどんなところが嫌いか」聞いたところ、最も多かった回答は「相手によって態度を変える」(47票)上司だった。気に入っている部下には親切なのに、気に入らない部下には冷たかったり、部下には偉そうなのに立場が上の人には媚びるなど、一貫性のない態度に批判の声が。

また、単に面倒な仕事を押しつける上司、サボっているのに忙しいアピールをする上司、指示だけで自分は絶対に動かない上司といった「仕事を押しつける/仕事をしない」(44票)タイプや、「高圧的/偉そう」(42票)な上司が嫌いだという人も多かった。

以下、4位は、機嫌が悪いと当たり散らし、気に食わないと冷たい態度を取る「気分屋」(41票)、5位は、自分の考えや今までのやり方がベストだと思い込み、異なる意見や新しい考えを受け入れることができない「自分がすべて正しいと思っている」(40票)上司、6位は、人のアラ探しをしてはいちいち文句を言う「嫌味を言う/説教が長い」(18票)タイプがランクイン。

また、7位の「責任感がない」(17票)上司も嫌われる傾向にあり、中には、保身のために失敗を部下のせいにしたり、失敗の尻拭いをさせたりするとんでもない上司も。次いで、8位「悪口を言う」(14票)、9位「怒鳴る」(13票)、10位「人に厳しく自分に甘い」(12票)が上位にランクインした。

  • 上司との関わりで一番イヤなことランキング

    上司との関わりで一番イヤなことランキング

次に、上司との関わりで一番イヤなことを聞いたところ、「報告・相談・確認」(78票)が最多に。上司の機嫌を伺いながら話しかけるタイミングをはかることにストレスを感じている人や、報告・相談のたびに否定されたり文句を言われたりするのが憂鬱だという人が多かった。

続く2位は「仕事以外の付き合い」(68票)。「仕事帰りに誘われること」「会社の飲み会」「接待への同行を強要される」などに苦痛を感じる人が多いよう。そのほか、「プライベートな会話」(44票)や「一緒に働くこと全般」(40票)にも多くの票が集まった。