イラストレーター・角裕美さんの、赤ちゃんと一緒。「離乳食」のおはなし。

ーー離乳食をスタートしたときのことを教えてください。

角さん
離乳食については、知識も情報も全くありませんでした。私の病院では新生児の育児情報だけで離乳食までの指導はなかったので、親に相談してみることに。すると「昔過ぎて忘れちゃった」とのことで、それまでの子育てのなかで一番「?」が多くて焦ったのを覚えています。自力でどうにかしなくてはと、育児本や育児雑誌を参考にしてみることにしました。「何がいつから食べられるか」「どうやって調理するのか」について調べることが多かったですね。

ーー実際に始めたのはいつですか?

角さん
うちの子は他の子よりも少し小さかったので、もっとのんびり始めてもいいかなぁと思っていたのですが、6ヵ月から離乳食をスタートさせました。その理由は、卵を早い時期から食べたほうが卵アレルギーを予防できるということを本で読んだからなのですが、卵を7ヵ月くらいで食べ始められるようにと、6ヵ月から離乳食をスタートさせることにしたんです。子育てはいろいろ分からないことだらけですが、アレルギーも未知の世界で本当に心配だったので、もしアレルギーが出てしまったときにすぐに病院に行けるようにと、まずは日中に一食だけ離乳食を取り入れることから始めました。