皆さん、“強さ”とは、一体何でしょう? 腕っぷしが強いこと、知恵をうまく使えること、それともお金をたくさん持っているということでしょうか?

多くの大人が、この子供の発言から大切なことを学べるかもしれません。それが、つれづれぱんださん(@trzr_panda)が投稿したこちらのツイートです。

  • ※画像はイメージ

末っ子がお友達と喧嘩して泣きながら帰宅。
女の子に突き飛ばされて、やり返さなかったら「弱虫!」って笑われた、と号泣。
「ボクは弱虫じゃない! 力が強いことが強いってことじゃない! 力があっても、暴力で解決しない人が強いんだもん!!」と泣かれた。
末っ子よ、お前は1mmも間違ってない。
(@trzr_pandaより引用)

ちなみに末っ子はすごく身体が大きい。
「ボクがやり返したら相手にケガさせちゃう」
「女の子にやり返すなんて絶対できない」
いろいろあった身としては泣けてきた。
どうかそのまま大人になってくれよな!!!
(@trzr_pandaより引用)

「優しすぎて泣ける」「偉いぞ!」「素敵すぎる」「本当に強い子だよ!!」「かっこいい!!!」「惚れてまうやろっ!!」と賞賛の嵐。末っ子くん、本当に優しい子ですね。気持ちが伝わってきました……。

あまりにしっかりとした言動に、「いくつの子なんだろ?」というコメントも見られました。つれづれぱんださんにお話を伺ったところ、息子さんはまだ8歳だそうです。「親御さんの育て方が素晴らしい」との声もありましたが、実は、つれづれぱんださん自身、DVの経験があり、息子さんたちには加害者になってほしくないという思いから、常々このように言い聞かせてきたのだとか。お母さんの思い、ちゃんと息子さんに伝わっていますね。

また、コロナ禍でDV被害が増えていることを受けてつれづれぱんださんは、「暴力に訴えることが強さではないということ、大人にも性別関係なく認識してほしいなと思います」と話していました。きっと、多くの大人の心にも強く響いたのではないでしょうか。