TBS系情報番組『あさチャン!』(毎週月~金曜6:00~8:00)では、若い世代に情報を届けようと今年からマンスリープレゼンターを新設。劇団EXILEの鈴木伸之が、トップバッターとなる1月を務めている。SDGs(持続可能な開発目標)に関する取り組みを紹介する新コーナー「SDGsな未来へ ここスゴッ! 発明」をメインに担当、ロケにも積極的に出て、新しいチャレンジに奮闘中だ。明日27日もスタジオに生出演予定の鈴木にインタビュー。情報番組出演は、自身にとって大きな経験になったようだ。

  • 劇団EXILEの鈴木伸之 撮影:蔦野裕

――マンスリープレゼンターとして情報番組にガッツリ出演されてみて、いかがですか?

マンスリープレゼンターというものは初めてなので不安もありながら、今まで経験したことないようなことをたくさんやらせていただいているので、ワクワクもありながら、緊張もしながら、半分半分の気持ちでやっています。

――いつもはエンタメニュースで取り上げられる側ですが、今回はコメントする側に。新鮮だなと思いましたが、ご自身としてはどう感じていますか?

成人の日にスタジオに入らせていただいたときに、新成人を迎えられた方々にメッセージを送る場面がありました。そういう機会は今まであまり経験がなかったので、どの言葉が伝わるのかな、情勢も特殊な中でどういった言葉をかけてあげたらいいのかなと。これまで考えていなかったことを考えるいいきっかけになりました。

――夏目さんとのやりとりで印象に残っていることを教えてください。

初日にスタジオに入ったときにガチガチに緊張していたんですけど、終わったときにちょっとした差し入れと一緒に「これから一緒によろしくお願いします」といった言葉をいただき、『あさチャン!』ファミリーの一員として迎えてくださっている印象がありました。また、VTR中に何気ない会話をさらっとしてくださったり、朝も「寒くないですか?」と気を遣ってくださったり、とにかく優しくしていただいていて、隣にいるだけで安心感がすごいです。

――SDGsコーナーを担当されていますが、いかがですか?

リサイクルなど環境に優しいものを毎回紹介していますが、身近なものでこんなにも効果があるということだったり、どうやって伝えたらよりみなさんにこちらの思いや企画の意図が伝わるか、すごく考えるようになりました。

――SDGsは今まで意識されていましたか?

自分のこととしてあまり意識していなかったのですが、今回コーナーを担当させていただき、「環境にいいことって素敵だな」、「これを多くの人に伝えたいな」という気持ちが自分の中で増えました。

――環境を意識するようになって何か変えたことはありますか?

激変したことはないですが、こういうものが再利用されているなど、世の中の流れが少し見えた感じがしていて、新しい貴重な経験をさせてもらっているなと感じています。

――違法銃器を使った時計や折れたバッドを使った箸など、さまざまな取り組みを紹介されてきましたが、特に印象に残っているものを教えてください。

取材に行かせていただいたのですが、使用済みのカイロの中身を使って、汚れている水が、魚が泳げるようになるまできれいになるというのには本当に驚きました。これまでゴミだと思っていたものが、環境にも優しくてリサイクルできて。本当に素晴らしいなと思いました。また、行った先々で大学の教授の方やアパレルの店員さん、時計屋さんなど、今まで関わることがなかった方々とお話しするのがすごく楽しくて、毎回刺激をもらっています。

――取材先の方々とのやりとりにおいて、どのようなことを意識されましたか?

背伸びをせずに自分が気になったことは聞いてみようと。僕がわからないことは、若い子たちもわからないことが多いのかなと思い、20代代表と言うと大げさですが、そういった気持ちで聞くようにしました。