きょう16日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『マツコ会議』(毎週土曜23:00~)では、東南アジアで人気になった日本人と中継をつなぐ。

  • マツコ・デラックス(左)とFumiyaさん=日本テレビ提供

1人目は、インドネシアのジャカルタ在住のミュージシャン、シンガーソングライター、MC、タレント、俳優、テレビ番組の司会、通訳、翻訳など多くの肩書があるという加藤ひろあきさん。マツコ・デラックスは「本業はほぼないわね」と早速ツッコミを入れる。

東京外国語大学でインドネシア語を専攻していた加藤さんはもちろんペラペラ。旅番組のリポートをしたり、現地で有名なアーティストとコラボをして歌をリリースしてりするなど、バリバリ活動をしているそうだが、そもそもインドネシアで人気になったのは、お笑いコンビ・COWCOWのおかげだという。その意外な理由とは。

2人目はミャンマーで音楽活動をしている、すわじゅんこさん。「水かけ祭り」という国内最大のイベントで、5年連続の出場を果たし、歌番組にも出演。イベントのMCなど多くのミャンマー人の前で歌を披露している。

5年ほど前までは日本でのみ音楽活動をしていたため、ミャンマーとのつながりなどまったくなかったすわさん。ある日、高田馬場にあるミャンマー料理屋で、ミャンマー語で歌われていた日本のある有名曲を聴き、同じように歌ってみた動画を撮影し、SNSにアップロードすると、一晩で25万回再生され、その多くがミャンマーからのアクセスだった。それをきっかけに、ミャンマー国内で一気に知名度が上がり、「水かけ祭り」のオファーを受けたという。近年では日系企業の進出が著しく、そういった企業からのオファーもあるというが、その驚きのギャラ事情も明らかになる。

3人目はフィリピンで人気の、SNS総フォロワー数440万人、YouTube登録者数217万人のFumiyaさん。フィリピンの街を歩くときは3人ボディーガードをつけているという彼が、とあるショッピングモールに行った際の動画を見たマツコは「ちょっと待って! えぇ!?」と、あまりの人気ぶりに絶句する。

3年前までは都内のホテルでベルボーイをしていた彼は、海外でアパレルブランドを立ち上げたいという思いから、フィリピンでの語学留学を決意。空港に着いた瞬間からカメラを回し始め、フィリピンでの生活ぶりをネットにアップロードしていると、ある1つの動画がフィリピンの人たちに大ウケし、バズったという。その後、動画のネタのために応募した人気番組のオーディションに受かってしまい、たちまち人気者に。日本とフィリピンの芸能界の違いや、ギャラ事情のトークに入ると、マツコは「はあー! いい商売!」と、うらやましがる。