女優の中村里帆と俳優の瀬戸利樹が7日、ドラマ『シンデレラはオンライン中!』(FOD・中国YOUKU 12日12:00スタート、フジテレビ 12日25:40~スタート)のリモート会見に出席した。

  • 中村里帆(左)と瀬戸利樹

恋を知らない平凡な女子大生・有沢一花(中村)と、超エリート男子の王子様・小野田朝陽(瀬戸)がオンラインゲームで出会い、現実と仮想世界の間で揺れ動く同ドラマ。ともにドラマ初主演となるが、中村は「恋愛ドラマオタクで、ラブコメの真ん中に立つのが夢だったので、その夢がかなってうれしいです」、瀬戸は「率直にうれしかったですね。とにかく良い作品になるように全力で頑張りました」と話した。

会見ではほかにも、出来上がったゲームシーンの映像などを見ながら印象に残っている場面や、撮影での苦労話などを以下のとおり語った。

――印象に残っているシーンは?

中村:台本を読んだ時から橋の上のシーンを楽しみにしていました。物語の大事なポイントでもあるので、そこを注目して見ていただきたいなと思います。

瀬戸:ひざまずくシーンは、人生でひざまずくことはこれからもないと思うので、貴重な体験でしたし、印象に残ったシーンでした。嬉しかったですね、あこがれでもあったので。

中村:私もお姫様気分になれて嬉しかったです。

――オンラインゲームが大きなテーマということで、ゲーム内でのアバターも演じられたとのことですが、衣装もすごいですね。

瀬戸:中国版の女性キャラも赤い衣装を着ていたのでそれに合わせていて、結構おなかも見えているので、撮影中は引っ込ますのが大変でした。

――ゲームシーンはクロマキーでの撮影とのことですが、撮影で大変だったことは?

瀬戸:グリーンバックでの撮影だったので、想像しながら演じるのが大変でした。

中村:瀬戸さんは覚えるのがすごく早くて、ペアでアクションすることが多かったんですけど、置いて行かれないようにするのが大変でした。

瀬戸:中村さんのアクションは最高でした。剣は男の人が持っても結構重かったので、それを両手で持ってしっかり振りぬいてすごかったです。

中村:撮影が終わった後、腕に筋肉がつきました。

――ゲーム内のキャラクターとの演じ分けなどはされたんですか?

瀬戸:声の出し方とか歩き方はきれいに歩きたいなと思って気を付けました。

瀬戸:ゲームの方がより余裕を感じさせたいな、というのは意識しました。

――撮影で思い出深いことは?

瀬戸:この作品の中で鍋を食べるシーンがあるんですけど、辛いのと普通のと味が2種類あって、僕は辛いの食べられないんですけど、なぜか辛い方が近くてちょっと不満でした(笑)。でも演技中なので、逆にかきこんでました。空き時間では、くだらない話ばっかりしてました。

中村:撮影の終盤に瀬戸さんから「ガサツ」と「ズボラ」の違いを説明されて、「中村さんはガサツだよね」って言われました。

瀬戸:え!?いや、僕の中でガサツは褒め言葉なんです。ズボラは良くないですけど、ガサツは良いと思うんです、わかりますかね?ガサツは人に迷惑かけないで、リラックスできる人のことで、ズボラは人に汚くしてるなってわかる人。仲良くなったからこそ言えることなんです!

――撮影時のマル秘エピソードは?

瀬戸:キスシーンとか出てくるんですけど、そこはプロデューサーの方々にご指導いただいて、僕のキャパ以上のものは出せてるなと思ってます。う一つありました。撮影中、中村さんがすごくチョコを食べていて、こんなに細いのにずっと食べていて、衣装もおなか出すのにすごいなと思いました。

中村:その時はチョコにハマっていて、コンビニで買って撮影に行くという。1日3袋ぐらい食べてました。

――視聴者の皆さんへのメッセージ。

中村:撮影からちょうど一年経ってやっと皆さんに見てもらえて、すごく嬉しいですし、すごくドキドキしています。私は中国版もいまだに見返しているぐらい好きなので、中国の方々の反応とかとても気になるんですけど、日本版の方でもキュンキュンしていただけたらなと思います。

瀬戸:やっと皆さんにお届けできることを嬉しく思っています。中国版はすごく人気で日本版のオリジナリティも出せていると思いますので、そこを楽しみに見ていただけたらと思います。配信・放送を楽しみにしていてください。