KinKi Kidsの堂本光一が、4日深夜に放送されたラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送/毎週月曜24:05~24:30頃)に出演。42歳の誕生日を迎えた心境を語ったほか、ジャニー喜多川さんとの思い出話を披露した。

1月1日で42歳になった光一は、「42歳だってよ。こうやって数字で見ると、なかなかの文字やな……」「ほんまにオッサンになってきたなっていう感じしません? ああ、参った! 参った!」と自虐を交えつつ、「まあでも、頑張りましょう。こんなものは、ただの数字ですよ」と新たな一年に意気込んだ。

また、この日の放送では、ジャニーさんが亡くなる前のエピソードを披露。ジャニーさんが倒れてからも仕事の相談していたという光一は、「もちろん返事はできないけど、『ジャニーさん、こっちとこっちのデザインだったらどっちがいいと思う?』と聞いたら、一瞬、血圧が上がる瞬間があるんですよね。血圧が上がった方がきっと良い方なんかな? みたいなことで、じゃあこっちでいこうって」と、ジャニーさんの血圧を返事代わりにしていたそう。さらに、「子供たちが来るとちょっと高めで良い感じなんですけど、俺が行くと一気に下がるっていう現象が……」「『また来ちゃった』って言ったら、血圧が危なくなることが2~3度ありましたね」と笑いながらぶっちゃけた。

一方で、「俺は、誰よりも長く病室にいたんじゃないかな? 結構、夜を明かすことが多かったので」と振り返った光一。ジャニーさんの病室には、ひっきりなしに所属タレントや関係者がお見舞いに来ていたことから、「本当に最後に、タレント同士だったり、事務所の関係者と良い時間が過ごせた。やっぱり、あの部屋は、ジャニーさんがくれた最後の時間だったんですよね。今思い出しても、『さすがジャニーさんだな。最後はこういう場を用意してくれたんだな』っていう気がしますけどね」としみじみ語る場面も。

そんな光一は、亡くなったジャニーさんに代わり、2019年からミュージカル『DREAM BOYS』の演出を担当。同作には、若い世代の後輩たちが多数出演しているが、「子供たちが多いのよ。YOUってなっちゃうよ」と、ジャニーさんのように“YOU”と呼んでいることを明かし、「名前出てこないっすよ。僕は誰に育てられたんですか? あの、人の名前を覚えないジャニー喜多川に育てられたんですよ。YOUって言うしかないよね」「名前覚えてあげるのが一番良いんやと思うけど……。ジャニーさんの気持ち分かるなって。だからしょうがないです」と明るく開き直っていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。