3歳からのはぐくみメディア「おやこのくふう」(くらしにくふう運営)はこのほど、キッズスターと共同で実施した「2020年子育て家庭における年末年始の過ごし方」に関する調査結果を発表した。調査期間は2020年12月14~17日、調査対象は子ども向け社会体験アプリ「ごっこランド」利用者で、有効回答は494人。

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「お年玉はもらわないことになりそう」は14.4%

2020年の年末年始の帰省状況を聞くと、44.3%が「帰省しない」と回答し、「帰省する」は23.3%にとどまった。一方、「まだ決まっていない」という家庭も32.4%となった。

「帰省しない」と答えた家庭に理由を尋ねると、「帰省することで親にコロナが感染するのが怖いから」(44.3%)がトップ。また、今回の調査時期は、GoToキャンペーンの停止が一部地域で始まり全国的に議論されていた時期だったため、「ニュースなどで移動しないようにと呼びかけているから」(15.0%)が2位に入る結果となった。

  • 帰省しない場合、祖父母から子どもにあげるお年玉はどうしますか?

帰省する家庭が予定しているコロナ対策は、1位「移動時はマスクをする(大人)」(73.5%)、2位「移動時はマスクをする(子ども)」(65.3%)、3位「移動は車にする」(62.2%)となり、移動時の感染対策を徹底しようと考えていることがわかった。

帰省しない場合のお年玉事情を質問すると、「わからない、決まっていない」が最も多く34.9%。次いで「現金書留で送ってもらう/送ってもらうことになりそう」が17.2%、「帰省しないのでお年玉はもらわない/もらわないことになりそう」が14.4%と続いたほか、「キャッスレス決済で送ってもらう/送ってもらうことになりそう」との回答も1.4%あった。

11月上旬頃に比べ、コロナ禍の子育てにおける不安が大きくなった家庭は53.0%。不安の理由については、「子どもが感染したらと思うと不安」(78.8%)が断トツに多かったものの、3位に「家で過ごすことが増え、子どものストレスがたまりそう」(34.6%)が入るなど、家で過ごす時間の増加に伴う子どもの状態を気にしている家庭が多いことが明らかになった。