音楽ソフト・映像ソフトの売り上げをまとめた「オリコン年間ランキング 2020」が25日に発表され、「アーティスト別セールス部門 トータルランキング」では、期間内推定累積売上金額145.2億円を記録したアイドルグループ・嵐が、2019年に続き2年連続通算9度目の1位を獲得。歴代1位の「アーティスト別セールス部門 トータル1位獲得数」を自己更新した。そして、嵐のメンバー5人のコメントが寄せられた。

最も牽引した作品は、9月に発売された20周年記念ライブ映像作品『ARASHI Anniversary Tour 5×20』。本作品の牽引により、音楽映像作品のDVDとBDの総売上金額が最も高かったアーティストに贈られる同部門の「ミュージックDVD・BDランキング」においても1位(80.6億円)となった。本作品は、10/12付のDVDとBDを合計した「週間ミュージックDVD・BDランキング」で初週売上91.6万枚を記録、令和最高累積売上、自己最高初週売上を達成した。さらに、11/16付では音楽映像作品では自身初、および令和初となるミリオンを達成。音楽映像作品でのミリオン達成は男性アーティスト史上初の快挙となった。

7月に発売されたシングル「カイト」は8/10付「週間シングルランキング」で自身最高初週売上91.1万枚を記録、初登場1位となり、自身が持つ歴代1位の「週間シングル通算1位獲得作品数」を54作に更新。9/7付では、自身初のシングルミリオンも達成した。11月に発売された最新アルバム『This is 嵐』は、「週間アルバムランキング」で初週売上70.0万枚を売り上げ初登場1位記録。アルバム1位獲得作品数は17作連続18作目となり、歴代2位の「アルバム連続1位獲得作品数」を自己更新した。また、ブルーノ・マーズによるプロデュースで話題になったデジタルシングル「Whenever You Call」は、9/28付「週間デジタルシングル(単曲)ランキング」で初登場1位を記録。通算4作目の1位となり、「通算1位獲得数」記録を歴代3位タイとした。

メンバー5人のコメントは以下の通り。

■相葉雅紀
皆さんあっての賞だと思います。これは本当にファンの皆さん、そして購入して下さった皆さんの賞です。本当に、本当に感謝しかないです。どうもありがとうございます。

■松本潤
ファンの皆さんが僕らと一緒に作って下さった記録だと思っています。改めて皆さんのおかげで今年も賞を頂くことができました。僕らだけで作品を作っているわけではないので、毎年言っているかもしれませんが、この賞を頂いて嬉しいのは、一緒に制作しているスタッフだと思います。スタッフの皆さんもおめでとうございます。

■二宮和也
作品を手に取って頂きまして、本当にありがとうございます。皆さまのおかげで受賞することができました。僕らは2020年の12月31日に休止しますが、作品を残すことで、皆さまとこれからも一緒に楽しんでいけたらと思っております。是非ともDVDやBlu-rayを観て、色々なことを思い出して頂けたらと思っております。皆さま、本当におめでとうございます。

■大野智
毎年、受賞させて頂きまして、最初の頃から自分たちの事とは思えないことが続いています。購入して頂いているファンの皆さまのおかげでしかないです。そこに5人が先頭切ってやってきたという印象です。ありがとうございました。

■櫻井翔
改めて、ありがとうございます。このような記録を頂くたびに、お一人お一人が手に取ってくれたんだな、というのを想像するのと同時に、手に取って頂いた後にそれぞれのお家で、色々な場所で映像なり、音楽なり楽しんでくれているのかなと思い馳せると、改めて嬉しく思います。沢山の方々に嵐の音楽、そしてライブを楽しんで頂いて嬉しく思っています。本当にありがとうございました。