歌舞伎俳優の市川猿之助が、26日に放送されるフジテレビの特番『#ハッシュで有猿』(13:30~14:30)で、トークバラエティのMCに初挑戦する。

  • 市川猿之助=フジテレビ提供

猿之助とくりぃむしちゅーの有田哲平がMCを務めるこの番組は、ゲストの平祐奈が気になっていることを、Snow Manの阿部亮平、向井康二ら「タグり隊」が自分の足で体験・調査しプレゼンしていく「タグるパート」と、有田と猿之助が松本若菜をゲストに迎えて秘密のBARを舞台に好き勝手にトークしていく「ダベるパート」の2部構成。

猿之助は、収録の感想を求められた際に「トークバラエティ番組のMCは初めてでしたが、有田さんがいてくださったので何とかできた感じです」と謙そんした一方で、「せっかくスタジオのトークが盛り上がっているのに、スタッフさんから『早めに切り上げて』などの指示があって、『こっちの身にもなってくれよ』という気持ちもありました(笑)」と振り返った。

猿之助のMCぶりについて、有田は「ドラマでのお芝居はもちろん、クイズ番組に出演されているときでも、いつも堂々とされていらっしゃるので、何の不安もなかったです」と絶賛した。

歌舞伎以外の活動が目立つ1年となった猿之助は「今でこそ歌舞伎は再開されていますが、僕らは3月に無職になったので皆さんに本当に助けていただきました。コロナの影響で、当時『歌舞伎、ありますか?』と聞いたら『分かりません』と言われてしまって。バラエティ番組などに出演させていただいたおかげで何とか命がつながったので、本当にありがたい限りです」と感謝。

来年に向け、「『わびろ!』に続く第2弾の芸を見つけたいと思います(笑)。『わびろ!』は、やり過ぎると『また、やっているよ』と言われてしまうのですが、そこを乗り越えないといけないと思っています(笑)」と意気込み、有田に「いつも言っていますが、『わびろ!』は、決してギャグではないですからね(笑)」とツッコまれていた。

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