そして、今年は里にフクロウが来た形跡があったことに触れ、「先生たちによると、フクロウが来ているということは、里が上手くいってる証しらしいんです。田畑があって、フクロウが飛びやすいように木も剪定(せんてい)されていて、いろんな動物がいるような場所にしか来ないんだと。そういうことも普段生活していると、なかなか知ることがないじゃないですか。勉強になりますよね」と感心。

「テレビなんだから、ペットショップからフクロウを買ってきてもいいのに(笑)。『目がテン!』はそういうことをしない番組ですから。もしやっていても、ワタシは黙ってますけどね(笑)」と笑わせた。

独特のユーモアを交えながら、受賞の喜びと番組や里に対しての思いを語ってくれた所。何よりも番組に関わる人たちに対しての愛情を感じ、良心的な科学番組が続く理由が垣間見えたような気がした。

あす20日放送の番組では、今年発表された面白い科学ニュースを総まとめして紹介。また、今回の受賞も取り上げ、所自身が喜びを語る。