学情は12月15日、「UIターンで希望する条件・サポート体制」に関する調査結果を発表した。調査は11月20日~12月7日、同社運営サイト「あさがくナビ2022」への来訪者643名を対象にインターネットで行われた。

  • UIターンや地方で就職する際に、許容できる都市部との初任給の差

    UIターンや地方で就職する際に、許容できる都市部との初任給の差

UIターンや地方で就職する際に、許容できる都市部との初任給の差を聞いたところ、「数千円~1万円」が26.5%、「1万円~3万円」が41.8%と、68.3%が「3万円以内」と回答。数千円~3万円以内であれば、都市部よりも初任給が低くてもUIターンを検討したいと考えている学生が多いことが明らかに。

UIターンで希望する勤務地としては、「出身の都道府県」(72.5%)や「出身の都道府県に近く、求人の多い地域」(47.0%)が多くあがった。

  • UIターンや地方での就職を検討する際に希望するサポート

    UIターンや地方での就職を検討する際に希望するサポート

また、UIターンや地方での就職を検討する際に希望するサポートを聞いたところ、「地方の求人情報が欲しい」(52.1%)が最も多く、次いで「住んでいる都市部で地方企業と会える機会が欲しい」(30.6%)、「地方企業への就職活動時の交通費・宿泊費を負担して欲しい」(28.3%)と続いた。

この結果を、8月~9月に20代転職希望者を対象に実施したアンケートと比較すると、「住んでいる都市部で地方企業と直接会える機会が欲しい」「地方企業への就職活動時の交通費・宿泊費を負担して欲しい」の回答が、ともに10ポイント以上高くなっており、「住んでいる都市部での面談」や「交通費・宿泊費の補助」で、UIターン就活における交通費・宿泊費の負担軽減を希望していることが伺える結果となった。