内閣官房内閣人事局は12月10日、冬のボーナス(令和2年12月の期末・勤勉手当)を支給すると発表した。支給月数は2.17月相当で、一般職国家公務員(管理職を除く行政職職員)の平均支給額は約65万3,600円となった。

  • 国家公務員に支給された冬のボーナス、平均支給額は?※画像はイメージ

昨年同期の期末・勤勉手当額は約68万7,700円であり、今年は約3万4,100円(約5.0%)の減少となった。

内閣人事局は背景として「人事院勧告に基づく給与法の改正により、支給月数が0.05月引き下げられたこと」「職員の平均年齢の低下(35.0歳→34.6歳)等により平均支給額が減少したこと」などを挙げている。

このほか、特別職である内閣総理大臣に約560万円(※返納後の額は392万円)、国務大臣に約409万円(※返納後の額は約327万円)、一般職事務次官に約318万円、一般職局長クラスに約242万円、最高裁長官に約560万円、衆・参両院議長に約519万円、国会議員に約310万円が支給される(いずれも試算)。

※行財政改革の推進のため、一部を返納