意外と忘れてしまいがちな敬語表現。特にビジネスシーンでは、正しい言葉を使いたいものです。本記事では「あげる」の尊敬語表現について、言い方や活用シーン、例文を解説していきます。

「あげる」の尊敬語は?

「あげる」の主な尊敬語は「くださる」です。尊敬語は目上の人を敬う表現で、相手を立てたいときに使います。目上の人に対してだったり、相手を立てたりするときに使います。

  • 「あげる」の尊敬語は「くださる」

    「あげる」の尊敬語は「くださる」

動詞 尊敬語 謙譲語 丁寧語
あげる 賜る
くださる
差し上げる
進呈する
謹呈する
あげます

※クリックで細かな意味や用例を確認できます

もっと詳しく : 敬語表現(尊敬語・謙譲語・丁寧語)活用表

「くださる」の使い方

「あげる」の尊敬語である「くださる」は、日常生活ではあまり使わないかもしれません。ただ、「部長の奥様が大きな花束をくださいました」といったように、年齢や役職などでの序列が明確になっている職場では度々聞くフレーズかもしれません。

「あげる」の尊敬語を使う場面と例文

ビジネスシーンで「あげる」の尊敬語を使う場面と例文を紹介します。

「先輩がくださったアドバイスのおかげで、試験に合格できました」
「社長が私にくださった万年筆は、大変高価なものでした」

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「あげる」の尊敬語としては、主に「くださる」が挙げられます。皆さんも「あげる」の尊敬語をマスターしてビジネスシーンで役立ててください。