日本を代表するアニメーション監督・新海誠が、歴史的ヒット作『君の名は。』に続いて2019 年夏、世に放った映画『天気の子』。観客動員数1000万人超、興行収入140億円を突破した本作が、2021年1月3日(日)よる9時よりテレビ朝日にて地上波初放送となることが決定した。

異常気象で長雨が続く夏、離島から家出してきた高校1年生の少年、森嶋帆高が、東京の片隅でひとりの少女に出会ったことからはじまるストーリー。その少女、天野陽菜には“祈るだけで晴れをもたらすことができる”という不思議な力があり、2人は運命に翻弄されながらも自らの生き方を“選択”していく……。新海監督ならではの切なく繊細なストーリーと圧倒的な映像美が、日本のみならず世界中の観客を魅了した『天気の子』が、本編ノーカット版で放送される。

◎新海誠監督のコメント
「このままでは、いつか世界は大変なことになってしまう」そんな漠然とした不安を、実は皆、ずっと感じ続けていたような気がします。2019年夏、『天気の子』の物語を作った理由も、そんな暗い予感にすこしでも抵抗したかったからでした。 そしていま、我々の社会はあの頃には想像もしなかった困難の中にあります。「降り止まない雨の中になんとか光を見出そうとする」この物語が、2021 年の視聴者の方々にもすこしでも楽しんでいただけるのならば、それに勝る喜びはありません。

◎森嶋帆高役:醍醐虎汰朗のコメント
各分野のスペシャリストの方々が集まって作り上げた素敵な作品を今回は皆さんにくつろいで観て頂ける空間にお届けできるのは凄く嬉しいです。まだ劇場で観賞されていない方はもちろんですが、すでにご覧になられた方も、また違った環境で鑑賞することで見え方、聞こえ方、感じ方が変わり新鮮な気持ちで見て頂けると思います。観る時のご自身の年齢やその時の感情によっても捉え方が変わる多面的な作品です。何かを一筋に想う純粋で真っ白な気持ちを、美しい映像と音楽と共にお届けします。是非皆さんの大切な人と一緒にご覧下さい!!

◎天野陽菜役:森七菜のコメント
映画「天気の子」の地上波初放送が決定しました!2019 年の夏、陽菜と帆高の選択に誰もが心奪われていました。帆高が大切な人を守るために一直線に走っていく姿は 2020 年になった今、改めて、あたらしい意味も込めてたくさんの方々に勇気を贈ることができると思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。是非、映画「天気の子」と一緒によい新年をお迎えください。

映画『天気の子』は、2021年1月3日(日)よる9時よりテレビ朝日にて地上波初放送。

(C)2019「天気の子」製作委員会