フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、「モバイルハウス」と呼ばれる移動する家に住む若者たちに密着した『ボクのおうちに来ませんか ~モバイルハウスで見る夢~』を、6日に放送する。

  • 『ザ・ノンフィクション』12月6日の放送より=フジテレビ提供

赤井成彰さん(31)は、小型トラックの荷台に約80万円で小さな家を作り、そこを自宅にしている。暑い夏は北海道で暮らし、寒くなったら暖かい場所へ…という生活だ。

北海道大学を卒業し、大手企業で働いていた赤井さんは今、住所にも、家賃にも縛られず、自分なりの「幸せな生き方」を模索。最近は、神奈川県・相模原市の山の中で暮らし、野菜を作り、川での水浴びがお風呂替わりとなっている。

赤井さんには、漫画家の小栗千隼(ちはや)さん(28)という“相棒”がいる。彼の家は、リヤカーの荷台に木の箱を取り付けた製作費10万円の「モバイルハウス」。寝返りをうつのも難しいこの家で、日々暮らしている。

小栗さんには、付き合って2年の恋人がいる。「現実的なタイプ」と語る彼女は最近、都内にマンションを購入。マイホームを手に入れた彼女は、2人の将来について、不安を抱えていた。

そんな中、リヤカーハウスで暮らす小栗さんは、雨に濡れず、寒さも感じない彼女のマンションに居心地の良さを感じ、いつしか入り浸るように。赤井さんは1人、山の中で寂しさを感じていた…。

幸せな生き方とは何か。快適な暮らしとは何か。それを探し求める若者たちの姿を、女優。多部未華子のナレーションで追っていく。

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