お笑いコンビのティモンディと、モデルの生見愛瑠がMCを務めるABEMAの特番『JCJK流行語大賞2020』が11月30日に生配信され、シンガーソングライター・ひらめが「ポケットからきゅんです!」を生披露した。

  • 「ポケットからきゅんです!」を歌うひらめ

『JCJK流行語大賞』は、“女子高生社長”で知られる椎木里佳氏が代表を務めるAMF社とトレンドのリサーチが得意な“JCJK調査隊”のメンバーが、Instagramを中心にその年の流行を調査・選考。「ヒト部門」「モノ部門」「アプリ部門」「コトバ部門」のそれぞれトップ5が発表された。

「ヒト部門」の第4位には、ゲストの大平祥生と豆原一成が所属するJO1がランクイン。豆原は「めちゃくちゃうれしいですね。僕も男子高校生なので、選ばれてすごくうれしいなと思います。(喜び)無限大ですね」と話し、大平は「(メンバーと2ショットが撮れる)プリクラも初めての挑戦だったので、受け入れてもらえるか分からなかったんですけど、こうやって皆さんに評価されてめっちゃうれしいです」と喜びを語った。

この「ヒト部門」の第1位は、ガールズグループのNiziU。オーディション番組発の男女グローバルグループが、ともにトップ5に入る形となった。

「モノ部門」の第1位は、映画が記録的ヒット中の『鬼滅の刃』。同作の関連では、「ヒト部門」の第3位に主題歌を歌うLiSA、「コトバ部門」の第2位に「全集中の呼吸」が入るなど部門をまたがってランクインし、“鬼滅旋風”を印象づけている。

そして、「コトバ部門」の第1位に輝いたのが、胸がきゅんとときめいた意味を表す「きゅんです」。写真やプリクラを撮るときの定番ポーズにもなっており、大平は「TikTok見たら『きゅんです』っていう言葉しか出なかったので、納得ですね」とうなずいた。

  • (左から)ティモンディの前田裕太、高岸宏行、生見愛瑠

  • JO1の豆原一成(左)と大平祥生

そんな「きゅんです」を楽曲「ポケットからきゅんです!」で流行語に押し上げた立役者・ひらめが、番組のラストにサプライズ登場。「寝る前にパッと思いついた歌詞とメロディーだったんです。一生懸命考え抜いた歌詞よりも、日常の中でふと思いついた歌詞のほうが聴いてる方に刺さると思うので、1つ1つの場面を大切にしながらいつも作詞しています」と、ヒット曲の制作秘話を明かした。

また、女子中高生たちが曲に合わせてポーズを取る姿に「こんな多くの方に自分の曲を使っていただけると思っていなかったので、本当にびっくりなのと、うれしさでいっぱいです。ありがとうございます」と感謝した。

そして、「ポケットからきゅんです!」を生歌唱。「こういった場で歌わせていただくのは初めてなので緊張しています」と本音を吐露しながら、弾き語りでスタジオの出演者たちを魅了し、生見は「あんなローングバージョンで聴いたのは初めてだったので、すごい感動しました」と目を輝かせた。

顔出しNGで、番組でも首から下のみでの出演となったひらめ。「今は(顔を)出す予定はないんですけど、活動していく中でそういう機会もあるかもしれないので、ぜひ注目していただけたらうれしいです」と呼びかけた。

この番組は、12月4日(25:34~26:43)に、ABCテレビ(関西ローカル)でも特別版として放送される。

各部門のトップ5は、以下のとおり。

■ヒト部門
1位:NiziU
2位:北村匠海
3位:LiSA
4位:JO1
5位:しゅんまや

■モノ部門
1位:鬼滅の刃
2位:フルーツサンド
3位:PITTA MASK
4位:ホーム画面アレンジ
5位:バケハ

■アプリ部門
1位:WidgetSmith
2位:リール(Instagram)
3位:Dazzカメラ
4位:Zoom
5位:Tokyo Disney Resortアプリ

■コトバ部門
1位:きゅんです
2位:全集中の呼吸
3位:ぴえんヶ丘どすこい之助
4位:量産型ヲタク
5位:◯◯しか勝たん

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