吾峠呼世晴『鬼滅の刃 18』(集英社/2019年12月4日発売)

11月30日発表の「オリコン年間“本”ランキング」で、コミック作品の売り上げをまとめた「オリコン年間コミックランキング 2020 単巻別」にて、『鬼滅の刃』の第18巻が、期間内売上439.3万部で1位を獲得した。

そして、2位から10位を19巻、1巻、8巻、7巻、9巻、11巻、2巻、10巻、12巻が独占。2008年の集計開始以来、「史上初の年間コミック1位〜10位独占」を記録した。さらに、11位から22位も、同作の14巻、3巻、13巻、15巻、4巻、6巻、5巻、16巻、17巻、22巻、20巻、21巻がランクインし、「史上初の1位〜22位独占」も記録した。

また「オリコン年間コミックランキング 2020 作品別」でも、『鬼滅の刃』が2年連続の1位を獲得。期間内売上は8,234.5万部と、こちらも2008年の集計開始以降最高となる「年間コミックランキング作品別歴代最高売上」で、期間内売上8000万部超えは、過去に例のない驚異の売上部数となっている。

『鬼滅の刃』は、人喰い鬼の棲む世界を舞台に、主人公の少年・竈門炭治郎と鬼との戦いを描くダークファンタジー。19年4月〜9・10月にオンエアされたTVアニメをきっかけに人気が急上昇。さらに今年に入ってからは関連作やコラボ作品・サービスが展開され、多くの人の手に触れた。

「オリコン週間コミックランキング」でも、次々と歴代記録を達成し、最近では11/2付の同ランキングで「史上初の週間コミックランキング1位〜22位独占」を記録。現在公開中のアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編』は、現在も日本国内の歴代興行収入を次々と塗り替えている。

なお『鬼滅の刃』は、12月4日に最終23巻を発売。この発売にあわせ、既刊も今後さらにセールスを伸ばしそうだ。

(C)吾峠呼世晴/集英社

オリコン調べ:集計期間:2019/12/2付~2020/11/30付>