マルチアーティストのVaundyが26日、Spotify初のオンラインライブイベント「Tokyo Super Hits Live 2020」に生出演した。
同イベントにはVaundyのほか、嵐、Perfume、End of the World(SEKAI NO OWARI)、ビッケブランカ、[Alexandros]、マカロニえんぴつの計7組が出演。日本のポップシーンを彩るプレイリスト「Tokyo Super Hits」をコンセプトに、世界12の国と地域に向けても生配信された。
Vaundyは現役大学生の20歳で、作詞・作曲・アレンジをすべて自分でこなし、アートワークのデザインや映像もセルフプロデュース。2019年頃から動画サイトに楽曲を投稿して活動を開始し、幅広いジャンルの楽曲を発表してSNSで話題を呼ぶ。過去にはあいみょんやOfficial髭男dismを輩出した「Early Noise」にも今年選出され、Spotifyの新CM「Spotify Premium CM『Spotify Town』編」にも抜てきされるなど、注目を集める新進アーティストだ。
ライブパフォーマンスでは、SpotifyのCMソングにもなったラップナンバー「不可幸力」からスタートし、MVが1,600万再生を超える「東京フラッシュ」と人気曲を立て続けに披露。鈴鹿央士がMVに出演したことでも知られる「怪獣の花唄」では照明を変化させ、情感を込めた歌声を届けた。
司会を務めるハリー杉山、三原勇希とのトークセッションでは、「音楽を始めたきっかけ」を聞かれる場面も。Vaundyは「いつも聞かれます」と笑顔を見せ、「音楽を始めたきっかけは正直なくて……。気づいたら音楽を作ってて」と苦笑。「ものづくりの一環として見ているので。幼少期からものづくりをいっぱいしてて、おもちゃも自分でダンボールから作ったり。その延長で絵を描いたりいろいろ作ったりしてて、歌もただのカラオケじゃつまらないなとなってきて『じゃあ、自分で作ればいい』となりました」と自身のルーツを明かしていた。
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