国産農林水産物の消費拡大を通じて日本の食料自給率向上に貢献する「食べるJAPAN」プロジェクトが、有名シェフが地域の食材を発掘する「食べるJAPAN 美味アワード2021」の開催を11月25日に発表した。同アワードでは、一流のシェフや専門家の審査を通して未来に繋がるフィードバックを受けられる。エントリーは2021年1月29日まで。

  • トップシェフが日本各地の美味を発掘、「食べるJAPAN 美味アワード2021」開催

「食べるJAPAN」は、国産品を食べることで地域を応援し、国産農林水産物の消費拡大を通じて日本の食料自給率向上に貢献する趣旨で活動を行うプロジェクトだ。

同アワードは、この活動をさらに広げ、日本全国の「美味しい」を発掘し、生活者に知ってもらう・食べてもらうきっかけを作ることが目的。服部栄養専門学校の服部幸應氏や一般社団法人ChefooDo会長の片岡護氏をはじめ、日本を代表するトップシェフ、食関係の有識者の協力のもと開催される。審査基準は「味」「品質」に加え、「地域食材・地域特性の活かし方」「商品や企業の背景にあるストーリー」「SDGsへの取り組み」も評価ポイントに含まれていることも特長だ。

アワードを受賞すると認定ロゴマークが授与され、利用が可能となる。また未受賞を含むすべての商品は審査結果のフィードバックを受けられる。トップシェフ等の講評を受けることで、既存品の改良や新商品開発に役立てることもできるという。

エントリー対象商品は食材、1次産品(水産品、畜産品、農産品等)、加工品、飲料(酒類含む)で、エントリー費は1商品当たり2万円(税別)。12月上旬からオンライン説明会を複数回開催する。

エントリー募集期間は2021年1月29日まで、その後書類・試食審査を経て、2月下旬には結果の通知を、3月上旬には発表会を予定している。