三井住友カードは11月18日、「シニア世代のキャッシュレス」に関する調査結果を発表した。調査は9月28日、60代~70代の一般男女500名を対象にインターネットで行われた。

  • シニアがふだんの買い物で最も利用する決済方法/利用するすべての決済方法

    シニアがふだんの買い物で最も利用する決済方法/利用するすべての決済方法

ふだんの買い物で一番多く利用する決済方法を聞いたところ、「クレジットカード」(49.0%)が最多に。次いで「現金」(32.6%)、「交通系以外の電子マネー」(9.8%)と続き、現金以外のキャッシュレス決済と現金決済の割合で比べてみると、現金派32.6%、キャッシュレス派67.4%と、キャッシュレス派の方が多いことがわかった。

また、ふだんの買物で利用するすべての決済方法を教えてもらったところ、クレジットカード以外では、半数以上のシニアが「交通系以外の電子マネー」(52.0%)を、44.4%が「交通系電子マネー」を、34%が「バーコード・QRコード決済」を利用していることが明らかに。

一方、Apple PayやGoogle Payなどの「スマホ決済」を利用するシニアは、他のキャッシュレス決済に比べて少なめの10%。しかしながら、全般的にシニア世代でもキャッシュレス決済を利用している人は多く、その裾野が広がっていることが伺える結果となった。

  • オンラインショッピングの利用頻度

    オンラインショッピングの利用頻度

次に、オンラインショッピングの利用頻度を尋ねたところ、現金派もキャッシュレス派も「月に2~3回程度」(現金派33.1%、キャッシュレス派34.4%)が最多に。一方「週に1回以上」利用すると答えた人の割合は、キャッシュレス派18.1%に対し、現金派は10.4%。キャッシュレス派は、利便性に長けたオンラインショッピングを積極的に活用する傾向があることがわかった。