女優の大島優子が、きょう19日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『七人の秘書』(毎週木曜 21:00~)の第5話で、手話を披露する。
リーダー不在の日本社会の裏で暗躍する“影の軍団”を描いていく同ドラマ。“影の軍団”の正体は、さまざまなトップに仕えて組織に溶け込み、目立たぬことを極意とする名もなき「秘書」たちで、木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島がそれぞれ演じる。
第5話では、権力にものを言わせて人を利用し切り捨てる財務大臣の粟田口十三(岸部一徳)が、突然「ラーメン萬」に現れる。自分が目をかけてきた人物がことごとく失脚する裏で、萬敬太郎(江口洋介)が暗躍していることに気づいた粟田口が、ついにラーメン店に乗り込んできた。ヒリヒリする緊迫感の中、萬と粟田口が一触即発の事態に。
また、東京都知事・南勝子(萬田久子)は、家族のいない子どもたちが暮らす児童養護施設の支援を公約していたが、それを土壇場で覆す。東都銀行常務秘書・望月千代(木村)は仲間たちに子どもたちを救いたいと訴えるが、勝子の秘書・風間三和(大島)は「そんなの政治ではよくあること」と発言し、千代と三和のバトルに発展する。
大島は「三和の自分自身を誤魔化しながら本音を隠し、つい失言をしてしまう性格が出てしまい、みんなから冷ややかな視線を浴びるのですが、千代はしっかり向き合おうとしてくれるんです。“本当はそうじゃないでしょ”と言わんばかりに握られた手はとても暖かかったです」と撮影を振り返った。
劇中では、都知事の長い演説シーンで三和が手話通訳をするシーンが登場。「手話は難しかったですが、振り付けを覚えることにはなじみがありましたので、楽しく練習できました。それと、小学生の時に手話クラブに入っていて、将来の夢の1つとして手話通訳士に憧れていたこともあったので、演じることができて夢がかなったような気持ちになりました」と明かした。
そして、「第5話はとても盛りだくさんな内容になっています! 粟田口大臣と秘書の距離感、南都知事の本性(!?)、そして私が演じる風間三和の過去…などなど、最終章に向けて加速していく展開になっていますので、ぜひご覧ください!」と呼びかけている。