俳優の中川大志が、2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演することが決定し、コメントを寄せた。中川は、“武士の鑑”と言われた鎌倉幕府の誇る若武者・畠山重忠を演じる。
俳優の小栗旬が主演、三谷幸喜氏が脚本を手掛ける『鎌倉殿の13人』は、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時の物語。華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に、権力の座を巡る男たち女たちの駆け引きを描く。
中川は「畠山重忠と名前を聞いてもあまりピンと来ず、馴染みのない武将だったので、初めて知ることばかりで、楽しく勉強しています。知勇兼備で武士の鑑とも呼ばれた男ということで、大河ドラマであまり戦に参加したことのない僕は、ようやく戦えるのか! とワクワクしています…。そのあたりの準備もしっかりとしていきたいです」と意気込んでいる。
大河ドラマ出演は、『江~姫たちの戦国~』(2011)、『平清盛』(2012)、『真田丸』(2016)に続き、4作目。「大河ドラマという場所に、初めて立たせていただいたのは中学1年生のときでした。着物を着て、カツラをかぶり、スタジオに初めて入ったときの緊張、匂い、温度、今でも鮮明に思い出せます。それからたくさんの、忘れられない特別な瞬間を大河ドラマという世界の中で過ごさせていただきました。俳優としての僕の血となり肉となり、なにより骨になっていると思います」と振り返る。
三谷作品への参加は『真田丸』以来。「『真田丸』を終えた後に、現場ではほとんどお会いできなかった三谷さんと、少しだけお電話でお話する機会があり、その時に『またいつかご一緒したいです』と想いを伝えさせていただき、自分自身も、また戻ってきたい、その為にもっと大きくなろうと、決意しました。三谷さんの作品で、大河ドラマにまた立てること、何よりうれしいです。身が引き締まります」
さらに、共演者について「いつかご一緒したいと憧れ続けた方々ばかりで、高揚しています。豪華な先輩方の芝居を特等席で受け取れることが何より楽しみで、今から緊張してしまいます」とコメントしている。
今月6日に番組公式ツイッターが開設、13日には三谷氏のコメント動画が公開され、16日より5日連続で出演者を発表していくと予告していた。