京浜急行電鉄は16日、羽田空港第3ターミナル駅の列車接近音(駅メロディ)をFoorin(フーリン)の「パプリカ」に変更すると発表した。11月21日の始発から使用開始する。

  • 羽田空港第3ターミナル駅

同社が9月に羽田空港第3ターミナル駅の新しい駅メロディを公募した際、「日本での大ヒットだけでなく、英語版も制作されており、世界でも幅広く知られている楽曲」といった声が寄せられたという。京急電鉄としても、国内外の利用者を迎える駅のイメージに合致すると考え、新しい駅メロディに決定した。

「パプリカ」は人気シンガーソングライターの米津玄師さんが作詞・作曲し、自身がプロデュースした小中学生の5人組ユニット、Foorin(フーリン)が歌う楽曲。2018年のリリース以来、YouTubeでのミュージックビデオ再生回数が2億回を超え、英語版も公開されるなど、世界各国で人気を誇る。

羽田空港第3ターミナル駅の駅メロディに採用されたことを受け、米津玄師さんから「パプリカを作った当初は、こんなに広く大きくなるとは想像できていませんでした。Foorinのみんなが頑張ってくれたおかげです。日本の玄関口で流れることをとても光栄に思います」とのメッセージが寄せられている。

羽田空港第3ターミナル駅では現在、京急電鉄のCM「KEIKYU for YOU」でも使用されている楽曲「ハッピーバースデートゥーユー」を採用して開業10周年を盛り上げている。11月21日の始発から、上下線ホームともに駅メロディが「パプリカ」に変更される。