お笑いトリオ・ハナコが、11月2日よりAmazon Prime Videoで配信されているバラエティ番組『内村さまぁ~ず SECOND シーズン6』にゲスト出演。先日、都内で行われた収録後に取材に応じ、出演の感想を語った。

  • ハナコの菊田竜大、秋山寛貴、岡部大(左から)

『内村さまぁ~ず SECOND』は、毎回ゲストを“司会者”として迎え、内村光良、さまぁ~ずの大竹一樹と三村マサカズを相手に、その場まかせの展開で送る脱力系成り行きバラエティ。シーズン6の一発目となる今回、「芸人魂を懸けた本気勝負を挑む令和芸人はしご旅!!」と題し、お笑い第7世代の令和芸人と内さまの3人が、芸人魂を賭けた勝負を繰り広げる。

ハナコ(菊田竜大、秋山寛貴、岡部大)は、縛りを付けて食リポに挑戦する「縛り食リポ」と、リアクション芸を受けて巧く相手を欺いたチームが勝ちという「巧く欺け! リアクション芸対決!!」で内さまの3人と勝負。「縛り食リポ」では、岡部が「何かにつけてバスケに例えたがる人」という縛りの中、バスケの知識を盛り込んで笑いを誘い、リアクション芸対決ではコントで培われた演技力を生かして奮闘した。

――内さまの3人と共演された感想をお聞かせください。

秋山:3対3で対決。さらっと始まりましたけど、とんでもないことをやっているなと。

菊田:夢のようでしたね。学生のときからずっと見てきたお三方なのでうれしかったです。

岡部:めちゃくちゃ興奮しました! 素の姿というか、(カメラが)止まったときにしゃべりかけてくださるのがすごくうれしくてたまらなかったです。

――『内村さまぁ~ず』と内さまの3人にどんなイメージを抱いていましたか?

秋山:『内さま』はゆるっとしたイメージ。本当に世代なので2組ともめちゃくちゃ見ていました。お三方は1日撮影されてきて僕らが最後の対戦だったので、今までテレビや現場で見た中で一番疲れている姿を見ました(笑)

――お三方と共演して勉強になったなと感じていることは?

菊田:『内さま』でのお三方は丸裸で戦っている感じがする。裸一貫で戦っている感じが見ていて気持ちいいというか、お笑いってこういうことなのかなと。武器を持たずに裸で突っ走っていく。結局お笑いってこれなのかなって思いますね。

――菊田さんも素で勝負されていますよね!?

菊田:そうですね(笑)。今日改めて、やっぱ僕これでいいんだなって思いました!

――岡部さんと秋山さんはいかがでしたか?

岡部:内村さんすごいなと。対戦のときにスターでした。裏の裏をかかれて何もわからなかったです。完璧でした。

秋山:お三方とも、1日の終盤の疲れているときに、ふわっとした企画を説明されて、いきなり若手と対戦させられても、しっかりと笑いをとる。大先輩の笑いのとり方は見習いたいです。

――平場でのやりとりで勉強になったことはありますか?

秋山:わさび寿司に関しては初でした。『内さま』が芸人人生初のわさび寿司を経験させてくれました!

――改めて、見どころを教えてください。

秋山:岡部のバスケの知識。

岡部:まさか食リポで今までのバスケ知識が生きると思ってなかったので、よかったです。スポーツ番組ではなく『内さま』の場で発揮されるとは(笑)。高校バスケファンがめちゃめちゃ喜んでくれる気がします。

――リアクション芸対決は、ハナコのみなさんの演技力が光る企画になりましたね。

菊田:僕に関しては何もしてないんですけどね。何も演技してないです(笑)

岡部:騙されてくださってありがたいです(笑)

――岡部さんは朝ドラ『エール』の五郎役など俳優としても注目されていますが、その経験も生かされていると感じますか?

岡部:今日、内村さんが(カメラ)止まっているときに、「毎朝見てるよ。いい役やってるな」と話しかけてくれて、それはたまらなかったです。

――お笑いへの還元はいかがでしょうか?

秋山:絶対還元されていますよ。いろんな俳優や女優の方に揉まれて。

岡部:確かにすごい人に会えているから少しどしっとできるようになってきたというか、図太くなっているかもしれません。最初は「窪田正孝だ!」「二階堂ふみだ!」と思ってしまいましたが、だんだん慣れて「窪田さんだ」「二階堂さんだ」って。演技力というより度胸がついたかもしれないです。

――事務所の「ワタナベお笑いNo.1決定戦」でも優勝され、「キングオブコント」でも優勝され、若くしていろいろつかまれていますよね。

秋山:じりじりだと思います。

菊田:僕らは苦労人だと思います。2人(秋山と岡部)は努力していますから。努力している姿を僕は近くで見ていましたから。努力したらちゃんと実るんだなって、まざまざと見せつけられました。

岡部:じゃあ努力してくれよ!(笑)

菊田:努力ができない人っているから!

――絶妙なバランスですね(笑)。コント日本一という目標を達成された今、どういうモチベーションを持たれていますか?

秋山:世界一ですね(笑)

岡部&菊田:知らなかった! やりづらくなるよ(笑)

――最後に、また『内さま』に出演するとしたらやってみたい企画はありますか?

菊田:お三方と旅館に泊まって、ああでもないこうでもないって話したいですね。

岡部:どこが裸一貫の笑いなんだよ! もう完全なレジャーだろ(笑)

菊田:そう! レジャー回(笑)

秋山:兆しが見えたので演技系企画を。ぜひ元気なお三方と。

岡部:僕は食リポをまたやらせていただいて、高校バスケ食リポを『内さま』で完成させたいです!

(C)内村さまぁ~ず製作委員会