女優の小池栄子が、2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に北条政子役で出演することが16日、明らかになった。
俳優の小栗旬が主演、三谷幸喜氏が脚本を手掛ける『鎌倉殿の13人』は、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時の物語。華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に、権力の座を巡る男たち女たちの駆け引きを描く。三谷氏が大河ドラマの脚本を手掛けるのは、『新選組!』(2004年)、『真田丸』(2016年)に続いて3回目。
小池は「北条政子を演じさせていただけるとは、、、。女として、母として、強く、愛に生きた政子は、『一途』という言葉がぴったりな最高にカッコイイ女性だと思います。1年半、政子を誰よりも愛し、政子と心中する気持ちで演じさせて頂きたいと思います。『猛女』とよく例えられますが、そうではない、それだけではない魅力的な政子として視聴者の皆様の記憶に残れるよう気合を入れて頑張りたいですね!」と意気込む。
大河ドラマへの出演は、『義経』(2005)以来17年ぶり。「(『義経』出演時は)初めての大河ドラマでしたので、何もかも分からないことばかりでした。時代劇に出る難しさを感じる日々で、楽しむ余裕も無く終わってしまい悔いが残っています」と振り返り、「今回はもっとじっくり役と向き合い、より丁寧に演じることが出来たらと思います」と、『鎌倉殿の13人』では女優として成長した姿を見せる。
三谷作品は、2017年舞台『子供の事情』(2017)、映画『記憶にございません!』(2019)」、Amazonプライム・ビデオ『誰かが、見ている』(2020)にも出演。「また三谷作品に出られるのが、とってもうれしいです。自分でも気づかない『おそらく私のイイトコロ』を最大限に活かしてくれる役をくださるので、気合が入っています!」と再びの参加を喜んでいる。
さらに、舞台『髑髏城の七人』(2011)で共演経験のある主演の小栗についても、「舞台で一緒に長期間芝居した仲なので信頼しています。正直で熱い方なので、たくさん相談しながら作品作りが出来そうです。小栗座長にガッツリついていきます!」と信頼を寄せている。
今月6日に番組公式ツイッターが開設、13日には三谷氏のコメント動画が公開され、16日より5日連続で出演者を発表していくと予告していた。