Hondaは11月6日、上級ミニバン「ODYSSEY(オデッセイ)」をマイナーモデルチェンジし、発売した。

  • ODYSSEY e:HEV「ABSOLUTE EX」

「オデッセイ」は、同社独自の超低床プラットフォームによる3列のゆとりある空間と風格のあるスタイリング、また2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」による優れた燃費性能と、上質で力強い走行性などで好評を得ている。

今回のマイナーモデルチェンジでは、エクステリアデザインを刷新するとともに、インテリアの質感向上や、コンビメーターパネル内の高精細フルカラー液晶パネルを大型化するなどの改良を加えた。

  • エクステリアデザインを大幅刷新

エクステリアデザインでは、風格あるスタイリングはそのままに、厚みのあるフードと押し出し感のある大型グリルへの変更と、薄型のヘッドライトを採用することで、より力強さを感じるフロントフェイスへと進化した。

  • インテリアデザインの質感向上と進化を実現

リアには、ソリッドで立体的なリアコンビライトを採用し、メッキ加飾を施すことで、よりワイドでシャープなフォルムが際立つようなデザインとしている。前後のウインカーには、車両の内側から外側に向かって流れるように点灯するシーケンシャルターンシグナルランプを標準装備し、先進的なイメージと優れた被視認性を両立している。

インテリアデザインは、上品な質感の加飾パネルを視界に入りやすい上部に、触り心地の良いソフトパッドを手の触れやすい位置へと配置するなど、インストルメントパネルのデザインを変更。コンビメーターパネルは、高精細フルカラー液晶パネルを3.5インチから7インチへと変更した。アナログスピードメーターとの組み合わせにより、多彩な情報をわかりやすく表示するとともに十分な視認性が保たれている。

また、運転席側の収納式ドリンクホルダー追加や、リッド付きのインパネアッパーボックスを新たに設定するなど、室内収納がより使いやすくなった。

さらに、ジェスチャーコントロール・パワースライドドアや、予約ロック搭載による使い勝手の向上、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」に後方誤発進抑制機能を追加するなど、乗る人すべてにより安心、より快適に「豊かな時間」を過ごせるよう商品の魅力を高めたという。

メーカー希望小売価格(税込)は、ODYSSEY e:HEV「ABSOLUTE」が419万8,000円/428万6,000円。ODYSSEY「ABSOLUTE」は、349万5,000円/371万5,000円/358万3,000円。「ABSOLUTE EX」は、381万5,000円/392万9,400円。「ABSOLUTE EX」は458万円。

ODYSSEY リフトアップシート車「ABSOLUTE サイドリフトアップシート車」は363万4,000円。「ABSOLUTE 助手席リフトアップシート車」が358万2,000円/378万2,000円。

ボディーカラーは全5色。「オブシダンブルー・パール」は新色。「スーパープラチナ・メタリック」「プレミアムスパークルブラック・パール」「プレミアムヴィーナスブラック・パール」「プラチナホワイト・パール」はそれぞれ4万4,000円(税込)高となる。