「子どもを叱る」という行為は親には避けて通れない問題。感情的にならないよう注意しても、言うことを聞かないと思わずイラっとする。とはいえ、叱り方によっては子どもの心を傷つけるかもと……と悩みはつきません。

  • 子どもの叱り方で悩みますか? ※画像はイメージ

今回紹介する、お肉さん(@manimanibleble)もそうした悩みを抱える母親の一人。先日、息子さんを叱ったそうですが、それに対する息子さんの反応が「斜め上」ということで、大きな話題を呼んでいました。

叱らない子育ては私には無理だったので、せめて感情的に叱ってしまったら、ちゃんと子供に"ごめんなさい"をする子育てをしようと心がけていますが、先程子供達に謝罪したら「いやぁお互い様よ」と肩ポンされて、それはそれで腑に落ちない朝。
(@manimanibleble)より引用

大人力MAXなその態度には、「(笑)まさかの神対応」「お子さんの対応が大人すぎます」など、感心したというコメントが寄せられていました。

また、「私も同じ感じだわ。ちゃんと謝る。子供ちゃんの返し方がワラける」「今まさにそれで学校に着くまで悶々としています」など、同じ悩みを持つ親として共感する声も上がっていました。

さらには、「そもそも叱ったらダメなんて、誰がいいだしたんやろ? ダメな事や、言う事聞かないなら叱るでしょ?」という、親子問題に対する指摘の声もありました。

大人びたコメントはどこで?

お肉さんに、今回のツイートに関して、少しお話を伺いました。

――息子さんの「大人対応」ですが、どこで学んだのでしょう。

お肉さん: よく私の口調を真似していますね。例えば、私が夫と口論すると、自分たちが兄弟げんかをした時に仲裁する私みたいに「どっちもどっちじゃない?」「1回落ち着けば?」など、得意げに言ってきます(笑)

11歳だという息子さん、やはり大人レベルが高そうです。

――このエピソードを紹介した意図はなんでしょう。

お肉さん: 息子の口真似が面白かったのもありますが、叱らない子育てに挫折したというのも伝えたかったのです。

お肉さんによると、出産した時、「叱らない子育て」をいろいろ読んで勉強するも、なかなかうまくできず落ち込んでしまったそうです。そんな中、自分が小学6年生時代の担任の先生を思い出したと言います。

お肉さん: 生徒たちからとても慕われていた女性の先生でした。でも完璧な人格者タイプでなく、物忘れしたり、感情的に叱ったりする事もありました。

物事をそつなくこなすタイプではないけれど、「先生も忘れ物した! ごめん! 次から気を付けます!」「あれは先生が悪かった。イライラした気持ちを教室に持ち込みました。ごめんなさい」など、相手が生徒でも誠実に対応する先生だったそうです。

お肉さん: その姿を見て、「大人も失敗するんだ」「誠実に謝ればやり直すことができるんだ」と私たちは学び、それ以上に、きちんと向き合ってくれてるのが伝わるので、みんな先生が大好きでした。

――では先生の思い出がきっかけなんですね。

お肉さん: はい。それからは、感情的に叱った時は、まずはちゃんと子どもたちに「ごめんなさい」と言おうと決めました。

この母親の姿を見て、当時の自分と同じ感想を大人に対して抱き、自分たちが口げんかすると割って入ってきてくれるのかもしれませんね、とお肉さんは息子さんの気持ちを推し測っていました。

最後に、子どもたちに何か一言を、と聞くと、「このままできるだけ対等に、子どもたちと付き合っていけたらいいな」と素敵なメッセージをくれました。