ゼネラルリサーチはこのほど、「来年(2021年)の初詣・参拝とオンライン化」に関する調査の結果を発表した。調査日は2020年10月22日、調査対象は20~60代の個人で、有効回答は1,120人。

  • ※画像はイメージ

初詣「行くと思う」が「行かないと思う」を上回る

来年の初詣・参拝に関して今の考えを尋ねると、各年代で差はあるものの、「行くと思う(おそらく含む)」との回答割合が、「行かないと思う(おそらく含む)」との回答割合を上回った。年代別では、「行くと思う」は20代(63.1%)が最も多かったのに対し、「行かないと思う」は40代(49.3%)が最多となった。

来年の初詣・参拝でできないと思うことを聞くと、1位「手水舎で手、口を清める」(58.1%)、2位「鈴を鳴らしての参拝」(39.3%)、3位「カウントダウンに参加」(34.8%)、4位「出店、露店、屋台でモノを購入」(30.3%)、5位「賽銭箱にお金を入れる」(16.4%)となった。

初詣・参拝で取り入れられたら体験してみたいと思うものは、「オンラインおみくじ」(29.2%)と「キャッシュレス賽銭」(26.9%)の2つが多かった。

境内でソーシャルディスタンスを確保しながら、各所にキャッシュレス賽銭があった場合、施策としてどうか質問したところ、「とても良いと思う」が13.9%、「どちらかといえば良いと思う」が43.4%と、6割近い57.3%がキャッシュレス賽銭に肯定的な回答を寄せた。

また、初詣・参拝も"新しい様式"を生み出していくべきだと思うかとの問いでは、20~50代は「はい」、60代は「いいえ」が上回る結果に。同調査では、新しい生活様式が定着する中、初詣・参拝についても、「キャッシュレス賽銭やオンライン参拝といった"新しい参拝様式"が生まれていくのかもしれない」と予想している。