お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が、1日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、皆勤賞を廃止する学校が増えていることについてコメントした。

兼近大樹

兼近大樹

無遅刻・無欠席の生徒を表彰する皆勤賞。コロナ禍で廃止する学校が増えていることを司会の東野幸治が伝えると、兼近は「学校にいっぱい行ったから何が偉いんだというのもあって」と苦笑し、「学校はすばらしい場所。いろいろなことを学べて、可能性を広げる場所」とする一方、「学校に行ったせいで可能性が狭まる人もいる」とも指摘した。

その例として、「僕は中学校の時に新聞配達をしてて。やっぱりきついから、『明日も朝早いし今日は学校を休もう』とかもやってたんです。そんな時に合唱コンクールでクラス全員でやろうとなって、朝早くうちに来て起こしに来るんですよ」と実体験を告白。

当時の兼近にとっては、「こいつら俺のつらさを何も知らない。よく歌を歌えって言ってくるな。ひでえ奴らだ」と迷惑だったようで、「向こうからしたら、『なんでこいつは来ないんだ。なんで学校に来て一緒に歌わないんだ』という正しさを押し付けてくる感じ。こっちは働いてるんだよ。お前らとは違うんだって」と吐露した。

「家庭環境には個人差があります」と結論付けた兼近。「病気になって行って、誰かにうつしたなんて、今だったら絶対にヤバいじゃないですか。楽屋あいさつですら我慢している時代」とコロナ禍の現状をふまえ、「皆勤賞がすばらしいと思う発想をちょっとずつ減らしていくのもアリなのかなと思います」と主張していた。