女優の山本美月が16日、東京・池袋パルコで開催する書籍展覧会「魔法少女 山本美月」の内覧イベントに出席した。

  • 展覧会「魔法少女 山本美月」を訪れた山本美月

1年以上の制作期間を経て、11月4日に発売される書籍『魔法少女 山本美月』(TAC出版)。アニメやマンガをこよなく愛していることでも知られる山本が、幼い頃から憧れていたという“魔法少女”をテーマに、高校生以来の描き下ろしマンガ、原案から衣装に至るまでこだわり抜いて「魔法少女」に扮した撮り下ろし企画、1万4,000字インタビューなど見応え十分の1冊に仕上げた。

企画の出発点は、「本を出そう」という漠然としたもの。山本は、「好きなものがたくさんあるので書き出して、やっぱり軸がないとブレてしまうということでそれをまとめた結果、“魔法少女”になりました」とテーマ設定に至る経緯に触れ、「“魔法少女”は変身するところが一番の憧れで。周りには“魔法少女”であることは秘密というちょっとドキドキする感じだったりとか、キラキラした変身シーンだったりとか、女の子の憧れ」とその魅力を熱弁する。

撮り下ろしで選んだ衣装については、「ファッションが好きでアニメも好きだったりするので、アニメとファッションのちょうど真ん中にいたいなと思って」「“魔法少女”として、唯一無二のものが作れたらいいなと思って作りました」と説明。司会者からの「本当に魔法が使えるとしたら何をしたいですか?」という質問には、「えー! いっぱいしたいんですけど」と目を輝かせ、「まず、すごいかわいいエフェクトで変身して、空は飛びたいですね。ベタですけど」と笑顔を見せた。

最後に、「全部見どころなんですけど、“魔法少女”に一度は憧れたことがある女の子はもちろん、男性の方もファッションが好きな方だったり、幅広い方に見て頂ける本になったと思うので、ぜひ多くの方に見て頂きたいと思います」とアピールした山本。

展覧会では同書の世界観を立体化し、10月16日から11月3日まで東京・PARCO FACTORY(池袋PARCO本館7F)、11月13日から30日まで地元・福岡のPARCO FACTORY(福岡PARCO本館5F)で開催される。入場料は500円で、小学生以下は無料。