阿武隈急行は、2019年10月の「令和元年東日本台風」(台風19号)の影響により、現在も不通となっている富野~丸森間について、10月31日から営業運転を再開すると発表した。これにより、台風による被災から約1年ぶりに全線復旧を果たす。

  • 阿武隈急行は10月31日から全線で営業運転を再開する

阿武隈急行は「令和元年東日本台風」(台風19号)により、線路への土砂流入やホーム損壊など甚大な被害を受け、一時は全区間が不通となった。その後の復旧により、現在は福島~富野間で通常運行、丸森~槻木間は本数を減らしての運行を実施している。

残る不通区間である富野~丸森間の営業運転再開が発表されたことで、約1年ぶりに全線復旧を果たすことになる。運転再開日の10月31日、富野~丸森間における上り初列車は丸森駅10時42分発の梁川行、下り初列車は梁川駅11時21分発の丸森行となる予定。11月1日以降、上下線とも始発からダイヤ通りの運行を予定している。