近畿日本鉄道は13日、大阪難波~近鉄名古屋間で3月14日に運転開始した新型名阪特急「ひのとり」に関して、新たに8両編成を2編成増備し、11月21日から増発すると発表した。これに伴い、主要駅に停車する大阪難波駅・近鉄名古屋駅毎時30分発の名阪特急も、大半が「アーバンライナー」での運転となる。
新型名阪特急「ひのとり」は現在、6両編成を7編成投入し、平日に1日10往復、土休日に1日11往復を運転している。11月21日からは、大阪難波~近鉄名古屋間で運行している「アーバンライナー」を「ひのとり」に置き換えることで、平日に1日14往復、土休日に1日15往復を運転。2021年春には、大阪難波駅・近鉄名古屋駅毎時0分発ほか、停車駅の少ない名阪特急(平日15往復、土休日19往復)をすべて「ひのとり」で運転する。
11月21日以降の「ひのとり」増備に伴い、1日17往復運転している大阪難波駅・近鉄名古屋駅毎時30分発ほか、主要駅に停車する名阪特急については、「アーバンライナー」での運転を平日12往復から16往復に、土・休日は8往復から14往復に増発。2021年春には、1日17往復をすべて「アーバンライナー」で運転する。
大阪難波~近鉄奈良間では、平日に2往復運転している「ひのとり」を11月21日から平日4往復に増発。これも「アーバンライナー」から「ひのとり」への置き換えとなる。土休日は現在と同じ1往復で運転する。