ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGE from EXILE TRIBEが、12thシングル「FEARS」を9月30日にリリース。この楽曲は、“見えない存在への恐怖”や“孤独”を表現しており、未知の状況下で苦しみながらも前を向いて生きていく、現代に生きる人々の心を代弁するような内容となっている。このたび16人にインタビューし、同楽曲の魅力やMV(ミュージックビデオ)の撮影エピソードなどを聞いた。

  • THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの(上段左から)RIKU、山本彰吾、陣、浦川翔平、後藤拓磨、岩谷翔吾、神谷健太、龍、(下段左から)鈴木昂秀、武知海青、与那嶺瑠唯、吉野北人、藤原樹、長谷川慎、川村壱馬、LIKIYA 撮影:辰根東醐

――まず、それぞれ感じている「FEARS」の魅力を教えてください。

LIKIYA:悲しい曲だけど、どこかパワーをもらえます。

:聴けば聴くほど溺れていってしまうような雰囲気が魅了です。

RIKU:歌のリリックの裏に隠れた“優しい”メッセージがあります。

神谷健太:どことなく謎めいているなと思います。

与那嶺瑠唯:今の世の中を代弁しているかのような歌詞、クセになるイントロが魅力です。

山本彰吾:独特の世界観で恐怖への不安を駆り立てているのに、力強く諦めてはいない歌詞が魅力です。

川村壱馬:今の世の中ととても重なります。かといって、それだけでなく様々な受け取り方をしていただける楽曲だろうなとも思うので、皆さんに微かな希望の光が届けばと願っています。

吉野北人:不安や苦しみ、誰もが持っている恐怖、それでも、光があると信じて、負けないと誓う、強い希望を感じる曲です。

岩谷翔吾:メッセージ性が強い曲で、不自由な世の中や、やるせないことがあっても、希望を信じて、強く生きることを伝えられる楽曲だと思います。

浦川翔平:音と歌詞のマッチ感と、ボーカル3人の声が魅力です。

藤原樹:張り詰めた緊張感のあるトラックと、“見えない存在への恐怖”を訴えかけるリリックが魅力です。

武知海青:世界観がすごいと思います。

長谷川慎:ダークな雰囲気の曲調の中にメッセージ性のある歌詞がグッと入ってくるところが好きです。

:イントロからミステリアスでスリリング感が出ていて、歌詞は前向きで、いい曲です。

鈴木昂秀:トラックと歌が最高にマッチしています。

後藤拓磨:イントロから鳴り響くピアノの音がすごく、恐怖心をあおるメロディーも魅力的だと思います。

――ボーカルのお三方は、レコーディングでどのようなことを意識されましたか?

RIKU:狂おしさ、息詰まる感じを表現しようと意識しながら歌いました。

川村:感情移入するのももちろんですが、今回はゾクッとするフレーズもあればと思い、MVのリップシーンのイメージまで先に作ってレコーディングしました。

吉野:強弱!!

――振り付け・ダンスのポイントを教えてください。

LIKIYA:メッセージ性、強弱を意識しました。

:歌詞やメロディーにリンクした緩急ある振りになっています。

神谷:歌詞とリンクしている振りに注目していただきたいです。

与那嶺:もがき、苦しみ、不安など、いろいろな感情表現があります。

山本:ものすごく感情が入りやすく、緩急がしっかりしています。

川村:今回はLIKIYAさんと、主に樹が作ってくれました。スタイリッシュかつセクシーでありながら、強くエモーショナルな振りですごくかっこいいです。

岩谷:ジャズっぽい振り付けもありますが、THE RAMPAGEっぽく力強く踊ることによって、感情が伝わりやすい振り付けに仕上がっていると思います。

浦川:サビの部分は、苦しみ、もがいている感情が振り付けに落とし込まれているので入り込めます。

藤原:サビ振りを作らせていただきました。歌詞の意味のまま自分なりの動きにして、強弱を意識して作りました。

武知:すごく繊細な振りではありますが、力強くパフォーマンスさせていただきました。

長谷川:今回、樹さんがサビの振り付けをしてくれました。なめらかな振りの中にも歌詞に合わせてちゃきちゃき動くところや、緩急のある振りがポイントです。

:緩急がありすごく難しいですが、見ごたえあると思います。

鈴木:サビの感情の入ったダンスがめちゃくちゃ気に入っています。

後藤:サビは特に繊細かつ大胆で、感情むき出しという感じより、ひしひしと恐怖心が伝わる振り付けになっています。