JR西日本は28日、新快速が誕生から50周年を迎えることを記念し、ヘッドマークシールを掲出した新快速を10月1日から運行するほか、新快速の歴史を振り返るパネル展示やオリジナルグッズ販売などの記念プロモーションを展開すると発表した。

  • ヘッドマークシール掲出イメージ

1970(昭和45)年、大阪万博の年に運行開始した新快速は、2020年10月1日に誕生50周年を迎える。デビュー当初は京都~西明石間で1日6往復のみの運行だったが、関西の発展とともに運転区間の延長、車両の刷新などを繰り返し、より便利で快適に利用できる列車をめざし、進化を遂げてきた。

ヘッドマークシール掲出列車は10月1日から運行。新快速のメンテナンスに携る社員が手がけたオリジナルデザインのヘッドマークシールを新快速「Aシート」編成の12号車先頭部分に掲出する。運行期間は2021年3月31日までとなる。

  • ヘッドマークシールデザイン

駅での歴史パネル展示は、京都駅西口改札内、大阪駅連絡橋口改札外、三ノ宮駅中央口改札外にて10月上旬から実施され、新快速の歴史を振り返るパネルを掲出。新快速車両のあゆみに加え、各駅の歴史や駅舎の移り変わりなどもパネルで紹介する。展示期間は2021年1月3日までとなる。

オリジナルグッズも販売。歴代車両の写真・イラストをデザインしたオリジナルグッズを京都鉄道博物館内ミュージアムショップ、駅鉄POP SHOPエキマルシェ新大阪、通販サイト「トレインボックス」にて10月3日から販売する。オリジナルグッズには、ポストカード(7種)・クリアファイル(2種)・キーホルダー(7種)・マスキングテープ(2種)、切手シートなどがある(切手シートのみ10月23日に発売予定)。

その他、新快速の一部停車駅や車内でPR企画など実施。新快速50周年を記念して制作したスペシャルムービーが「JRおでかけネット」内特設ウェブサイトで10月1日の公開を予定しており、内容・URLなど詳細は近日中に発表される。