みんなの憧れ、ハワイ。このご時世、コロナでなかなか現地を訪れるのは難しいが、このほど、ハワイを代表するラグジュアリーホテルが横浜に上陸する。「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」(9月23日開業)だ。
各国のセレブリティや王族たちがこよなく愛した「ザ・カハラ」のラグジュアリーなおもてなし、一足先に体験してきた。
"ハワイ"の要素が散りばめられた高級感あふれる空間
「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」は、「ザ・カハラ」ブランドのグローバル展開の第一弾として誕生したホテル。ホテルに一歩足を踏み入れると、早速、クリスタルの輝きが華やかなエントランスが広がっていた。
エレベーターで向かうのは、14階のスカイロビー。エレベーターホールに降り立った瞬間目に入るのが、クリスタルビーズの輝きがまぶしい2つのシャンデリアだ。
ハワイのザ・カハラのシンボルとして創業以来愛されているベネチアンガラスに彩られたシャンデリアを、横浜では現代的に再現したのだという。
ホテル内には、さまざまな場所でハワイの要素が取り入れられているそう。例えば、客室などで使われているデザインは、ハワイで古くから用いられている「トライバル模様」をアレンジしたもの。
バスローブやピローケースには、ハワイの国花・プルメリアの花のデザインがあしらわれていたり、プルメリアのアロマオイル(バスオイル)がアメニティになっていたりと、細かな部分でもさりげなくハワイを感じることができる。
1日4組限定のアフタヌーンティーやトロピカルカクテルが楽しめるラウンジ
そして、ロビーの奥に進むと見えてくるのが、柔らかな曲線を描く天井とクリスタルシャンデリアが印象的な「ザ・カハララウンジ」。ハワイのコアの木をイメージしたというウッディであたたかな空間だ。
ここで注目したいのは、1日4組限定、予約制の「ザ・カハラ・アフタヌーンティー」(税サ別・5,000円)。横浜・みなとみらいの大観覧車「コスモクロック21」をモチーフにしたオリジナルスタンドと、小さなお菓子を並べたボックスで構成された、ハワイを感じる伝統的なアフタヌーンティーとなっている。
カハラホテルのイメージカラー「カハラブルー」のラインとプルメリアのマークをあしらったオリジナルティーセットで提供されるのもうれしい。
またアルコールを楽しみたい場合は、ぜひオリジナルカクテルを。トロピカルカクテルの代表格「ブルーハワイ」をベースにした「ザ・カハラ・ブルー」や、ピニャコラーダをカレーでアレンジしたという「キングス・ピニャコラーダ」などを展開しており、一気に南国気分を味わえる。
自分用のおみやげにしたい、オリジナルギフトにときめく
ステイの思い出として、お土産も持ち帰りたいところ。ホテル内でも個人的に一番ときめいてしまったのが、1階にあるブティック「THE KAHARA COLLECTION」に並ぶオリジナルグッズの数々だ。
ハワイのお土産としては定番の「マカデミアナッツ」(税込2,800円~)も、オリジナルレシピに基づいて作られた一品を購入可能。カハラオリジナルのデザインが施されたパッケージにもテンションが上がる。
また横浜ブランド「キタムラ」とのコラボアイテムも発見。ローカルリスペクトの思いを込めた、地元ブランドの商品は他にも展開されており、要チェックだ。
ステイするならレストランやスパも楽しんで
今回は内覧会の取材のみ、ということで、宿泊したり、料理やスパを楽しんだりはできなかったが、滞在中のお楽しみが充実しているのも当ホテルの魅力。
料理は、貝殻を模したプライベート感あふれるテーブル席でイタリアンが楽しめるリストランテ「OZIO」(オッツィオ)、神奈川の13蔵が手掛けたホテルオリジナルの日本酒を味わえる日本料理「濱」、広大な水盤に囲まれた空間で贅沢な時間が過ごせる鉄板焼き「濱」と、3つのスタイルの中から選ぶことができる。
インドアバス、プール、トレーニングジム、トリートメントサロンを完備した「ザ・スパ」で心身ともに癒しを求めるのもいいだろう。
「時を忘れ、時を超え、時を刻む」、タイムレスラグジュアリーをコンセプトにした「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」。文明開化の地としての歴史と独自の文化を持ったこの横浜の地で、アロハの言葉に象徴されるあたたかな"ハワイアン・ホスピタリティ"を体験してみては?
●information
ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜
住所 : 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-3