FCAジャパンは9月19日、「Fiat 500 / 500C(フィアット・チンクエチェント/チンクエチェントシー)」に、マニュアルトランスミッションや数々の特別装備を採用した限定車「500 / 500C Manuale+Cielo(マヌアーレ・ピゥ・チエロ)」を設定し、230台限定で販売する。

  • 限定車「500 / 500C Manuale+Cielo」を230台限定で販売

同車は、通常は500シリーズには設定のないマニュアルトランスミッションを採用し、さらに内外装をリッチに彩る数々の特別装備を付与した限定車。

イタリア語でマニュアルを意味する「マヌアーレ」仕様であることに加え、車内から空を見渡せることから、プラスを意味する「ピゥ」、空を表す「チエロ」を融合した「マヌアーレ・ピゥ・チエロ」という名称が与えられている。「頭上いっぱいに広がる空を感じながらマニュアルトランスミッションを操り、自由・自在に駆け回る」、そんな楽しみを提供する限定車となっているという。

  • 「頭上いっぱいに広がる空を感じながらマニュアルトランスミッションを操り、自由・自在に駆け回る」楽しみを提供

ハッチバック仕様は固定式グラスルーフの採用により、クローズドボディでありながら開放感のある車内空間を実現。一方、カブリオレ仕様にはワンタッチで展開するブラックの電動開閉式ソフトトップが組み合わされ、オープンエアドライブを気軽に楽しむことができる。

リッチな佇まいも同モデルならでは。ボディカラーには、限定車専用となる新色ポルトフィーノグリーンを採用し、特別色のマットカラーがエクステリアを小粋に彩る。また、スポーティな形状のフロントおよびリアバンパーや16インチの専用アルミホイールによりたくましさが演出されている。

  • 16インチの専用アルミホイールにより、たくましさを演出

インテリアには、レザーの質感が漂うテクノレザーとファブリックを組み合わせたブラックのコンビネーションシートを採用。ダッシュボードパネルはボディカラーとコーディネイトされたマットグリーン仕上げとされ、プレミアム感が高められている。

  • プレミアム感が高められたインテリアを採用

エンジンは、排気量875ccの2気筒ターボエンジンTwinAir(最高出力85ps)を搭載し、力強い走りと26.6km/L(JC08モード)の低燃費を両立している。

  • 排気量875ccの2気筒ターボエンジンTwinAir(最高出力85ps)を搭載

同社では、「無限に広がる空のもと、どこまでも自在に駆け巡る。そんなモビリティの根源的な楽しみと、所有する喜びを同時に満たす『500 / 500C マヌアーレ・ピゥ・チエロ』で、イタリアの風を感じてください」とコメントしている。

メーカー希望小売価格(税込)は、ハッチバックが276万円(限定155台)、カブリオレは295万円(限定75台)。