就職活動でフリーメールを使用している人も多いかと思いますが、アカウント名やメールアドレスを改めて確認したことはありますか? 採用する側から見た就活についてのツイートが話題になっています。

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それが夜昴さん(@yakou6suke)が投稿したこちらのツイートです。

就活生等真面目な取り組みにGmailを使用してる人たちへ
今すぐアカウント名を確認してください。過去に何度も破廉恥な名前がついた名前で畏まったメールをいただいてます。……メアドと一緒に表示されてます
社会人より(@yakou6sukeより一部引用)

さらにこれに続くツイートでは、夜昴さんの会社ではアカウント名などが理由で不採用とすることはないものの、「印象には残ります」とのこと。オンライン会議などでも表示されることがあるため、就活用や仕事用のアカウントを作るほうがいい、と夜昴さんは注意を促しています。

このツイートを見た人からは、「バイト面接で第一印象抜群で受け答えもバッチリの好青年を即採用。最初の出勤できる日を私宛にメールさせたら、ばぶばぶばぶーという名前で連絡が来た。数ヶ月たった今でも、ばぶばぶばぶーと呼ばれ可愛がられていることは言うまでもない…」「バイト先のめちゃくちゃ怖いおじさんから送られてきたメールアドレスにNARUTOって文字が含まれていて仲良くなった事があります」「それやって大学の教授にめちゃくちゃ怒られた…本当に気をつけた方がいい」「あるある。面白いから見過ごしますけども」など、さまざまな声が寄せられていました。

結果には影響しない場合が多そうですが、その後採用となって一緒に働くことも考えると、あまりに人に見せられないようなアカウント名は使用しないほうがベターですね。

夜昴さんのメイン業務は採用担当ではないものの、採用活動が忙しい時期はメール業務などの補佐も行うため、このようなアカウント名を目にすることがあるのだそうです。

また、アカウント名やメールアドレスが特殊なことはほほえましいぐらいで済む一方で、メールの内容に宛先や自身の名前、署名がないというような場合は減点対象にもなる、とも夜昴さんはツイートしています。

そのことについてお話を聞くと、「そこまで仰々しくかしこまらなくても大丈夫です(少なくとも私のところは誤字等に目くじらはたてません)。ただ、名前の記載がないともう一度こちらから連絡しなくてはいけないので、無駄なひと手間は入ってしまいます」とのこと。

「採用に限らず何事もそうですが『受け取った側からはどう見えるか』を意識して書くのがコツです。今はお金を出さなくても親切にメールの書き方を掲載してるWebページもありますので、是非確認してみてください。そういう地味な努力は自信にもなりますし、もしご縁がなかった時にも『メールが原因だったのでは? 』とクヨクヨしないで済みます」

最後に、今回のツイートが話題になっていることについては「『ここまで話題になったらもう知らない人はいないだろう』と思っても、意外に知らない人はいます。とくに大学生は社会に出る前の準備期間ですから、知らないことをバカにせず、本番で大失敗する前にいろんな恥ずかしいことも失敗するのも、大いにいいと思います。『これはどうかな? 』と思ったことは教職員からでも友人からでも伝えられるといいですね。本命企業に万全の状態で挑めることを願います」と話していました。