読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。』(毎週木曜23:59~)で、主人公・小路三貴(眞島秀和)の甥・仁井真純を演じ、「美少年」「かわいすぎる」と話題を呼んでいる俳優の藤原大祐にインタビュー。出演の感想や役作り、眞島らとの共演について話を聞いた。
10日に最終回を迎える本作は、見た目とのギャップがあり過ぎるヒミツを致命的な機密のように抱え、葛藤しながら暮らすイケオジ・小路三貴(眞島)の葛藤と同志たちの交流を描く物語。藤原は、アメリカ帰りの大学生で小路の家に居候する甥・仁井真純役で、地上波連続ドラマ初レギュラー出演を果たした。
――本作への出演が決まったときはどんな気持ちでしたか?
自粛期間中にお話をいただき、新型コロナの影響でなくなってしまった仕事もあって少しテンションが下がっていたときにいただいた希望の話だったので、とてもうれしかったです。
――演じた仁井真純はどんな印象を受けましたか?
最初に原作の漫画を読んだときは大人っぽいイメージでしたが、本読みのときに監督から「大学生というより中学生のような可愛いテンションでお願いします」と言われたので、かなり可愛いキャラクターに振り切りました。
――演じる上で意識した点は、その可愛さでしょうか。
可愛らしさ、そして、海外から帰ってきたので心がオープンというか、人が困っていたりネガティブになっているときにポジティブにさせてあげたいという気持ちが真純にはあるので、真純の人の良さが出るように意識しました。
――可愛さを出すために、しぐさや表情に関して心がけたことはありますか?
全体的に、がに股ではなく内股に。真純はちょっと中性的といいますか、少女漫画が好きで、衣装もリボンがついていたりするので、その衣装と行動が一致するように心がけました。
――真純とご自身の共通点はありますか?
僕も人をポジティブにさせたいという思いがあるので、そこは似ているなと思いました。
――藤原さんも海外経験があるんですよね?
中学3年生の夏にロサンゼルスに短期留学し、いろんな国の子たちと一緒に1カ月生活しました。英語も学べましたし、いろんな文化も知れましたし、本当に楽しかったです。そのとき知り合った子たちとは今でもコンタクトをとるくらい仲がいいので、また会えたらいいなと思います。
――英語はどれくらい話せますか?
簡単な日常会話くらいは話せます。
――海外経験があるというのは、真純の気持ちを理解する上で役に立ちましたか?
そうですね。海外の人は心がオープンで誰にでも気さくに話しかけるというのがあり、それが真純に反映されています。4話で鳴戸さん(桐山漣)と仲良くなったのも、真純から話しかけたのがきっかけで、そういった気さくな部分は海外にいたからこそできることなのかなと、イメージが湧きやすかったです。
――「美少年」「可愛すぎる」などとSNSで話題になっていますが、反響は感じていますか?
ドラマを見ながらリアルタイムでツイートして楽しんでいるのですが、みなさんもいろんなコメントをしてくださっていて、ドラマの反響ってすごいなと感じました。