ベルフェイスは9月3日、「オンライン営業に関する調査」の結果を発表した。調査は8月7日~17日、週に3回以上オンライン会議またはオンライン営業システムを使用する20代~40代営業職の男女500名を対象に、Webアンケート形式で行われた。

  • オンラインツールを使って営業する機会は増えたか

    オンラインツールを使って営業する機会は増えたか

はじめに、「コロナ禍で、オンラインツールを使って営業する機会は増えましたか?」と尋ねたところ、「とても増えた」(68.4%)、「増えた」(21.8%)、「少し増えた」(4.6%)と、9割超の営業職でオンライン営業の機会が増えていることが判明。また、オンライン営業によって「時短になった」(75.6%)と感じている人の割合は、7割を超えた。

しかし、一方で、8割超の人が「ツール使用時、時間をロスした経験がある」と回答しており、その理由を尋ねたところ、「通信環境が悪かった」(82.0%)が非常に多く、次いで「音声が入らなかった」(29.0%)、「使用予定のツールをダウンロードしていなかった」(22.7%)と続いた。

  • オンライン営業時に、資料の共有の仕方や進め方で困った経験はあるか

    オンライン営業時に、資料の共有の仕方や進め方で困った経験はあるか

また、オンライン営業時に、資料の共有の仕方や進め方で困った経験があるかを聞くと、86.6%が「ある」と回答し、特に「スムーズに動かない」(63.5%)、「資料が映らない」(54.5%)、「資料の見てほしいポイントを上手く指し示せない」(33.7%)とのこと。

さらに、オンライン営業・会議サービスに欲しい機能を聞いたところ、「議事録作成」(52.2%)、「名刺交換」(45.6%)、「電子契約」(39.0%)、「顧客管理システム」(29.2%)などの機能があげられた。

最後に、リモートワーク下において、部下への教育、上司からの指導、部署内の共有が難しくなっているか質問したところ、76.8%の人が「とても難しくなったと感じる」(12.6%)、「難しくなったと感じる」(35.6%)、「少し難しくなったと感じる」(28.6%)」と回答した。