東急電鉄は全車両への抗ウイルス・抗菌加工に続き、すべての駅で人の手が触れる箇所に抗ウイルス・抗菌加工を施すと発表した。順次作業に着手しており、10月中旬までの完了をめざすという。

  • エレベーターでの施工イメージ(抗ウイルス・抗菌スプレー)

  • 券売機などでの施工イメージ(抗ウイルス・抗菌シート)

同社の全駅において、エレベーターのボタン、手すり、床面から160cm程度までの壁面、自動改札機、券売機・精算機・チャージ機のタッチパネル部分に抗ウイルス・抗菌加工を施す。自動改札機、エレベーターのボタン、手すり、壁面には抗ウイルス・抗菌スプレーを吹き付け、券売機などのタッチパネル部分には抗ウイルス・抗菌シートを貼り付ける。いずれもインフルエンザウイルス、サルモネラなどの細菌、結核菌などへの抗ウイルス・抗菌作用があるという。

エレベーターのボタン、手すり、壁面については、8月5日から試験施工を行っており、9月末までをめどに順次、本施工を行う。自動改札機は8月21日から順次施工し、8月末に完了とのこと。券売機・精算機・チャージ機は9月中旬から順次施工し、10月中旬に完了する予定となっている。施工が完了した箇所には、抗ウイルス・抗菌加工済みを示すステッカーを貼り付ける。