お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、30日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00～11:15)で、差別の原因について私見を述べた。
松本人志
この日は、大坂なおみ選手が黒人銃撃事件に抗議したニュースから「差別問題」がトークテーマに。松本は、自らに向けて「すごく幼稚な発言」と前置きした上で、「差別は結局……これを言うと『それも差別』『偏見』と言われるかもしれないですけど、親がね、家で言うんですよ。差別的なことを。それを子どもが直接聞いてなくても、親のことを何かやっぱり聞いてるんですよ」と親が子どもに与える影響を指摘した。
さらに、「それで差別がいつまで経ってもなくならないんじゃないかなと思うんです」「そういうのが子どもの教育に悪い影響を与えていて、直接言っているわけではなくても、やっぱり親が言っていることを聞いてしまっていて。どこかでそれを引き継いでしまっているのはあると思う」と推測。
「コロナもそうですよね。コロナで差別があったり、イジメがあったり。こんなん言うたら僕の勝手かな。でも、家でニュース見た親がいらんこと言うてんちゃうかなと思ってしまうんですよ」と新型コロナウイルスによる差別問題にも言及し、「これと黒人差別を一緒にしてはどうかと思うんですけど、やっぱり我々の代で終わらせたいという気持ちがあるのであれば、その辺は絶対に子どもに引き継がせてはいけないなと思いますね」とこの話題を締めくくっていた。
