• (左から)ゆめっち、福田麻貴、かなで

順風満帆に見える2020年だが、「私も相方たちもそうなんですけど、ちょっと臆病者で、その時のメンタルとかでちょっと爪痕を残せなかったときは『ヤバいな…』と思います。でも、萎縮したまま終わるのが嫌なので、メンタルを鍛えて頑張らないとっていう感じです」と反省点も。

多忙もあって、3人でじっくり反省会をすることはなかったそうだが、コロナ禍で時間に余裕ができたことで、「最近、結構長めの反省会をして、改めて今足りてない部分とか、悪いところとかを強化できるように、チームミーティングみたいな感じで話しました」と明かす。

ブレイクを果たしてどんどん露出を増やしていった矢先に、襲いかかったコロナ禍。「最悪の事態で、早く収束してほしいです」と言いながら、心に余裕をもたせる良い機会になったとも捉えている。

「仕事でうまくいかなかったり、落ち込んだりすることがあったときに、それを修復する時間がないまま仕事をしてたら、たぶん成長できなかっただろうと思うんです。ちょっとスケジュールが緩やかになって、心を元気にできるようになったので、コロナがあって『仕事もったいなかったな』とは思うんですけど、その分冷静に仕事することができたかなとも思います」

■“お笑い第7世代”は喜びとプレッシャー

バラエティ界を席巻する「お笑い第7世代」と呼ばれることについては、「最初は『該当すんねやー』っていう喜びとプレッシャーの両方があったんですけど、今は“第7世代”と言われることで旬が長引いているというのがあると思うので、この間にスキルをつけようと思っています」と前向きに受け止める。

また、最近めきめきと頭角を現している、同じ女性グループのぼる塾については、「似てるってよく言われるんです。テレビをそんなに見ていないと、同じものと思って見分けがついていない人もいるんですよ。その上、うちらにはない面白さを持っているという焦りがありますが、刺激にもなりますね」と、ライバルの印象を打ち明けた。