オンリーストーリーは8月25日、「Withコロナの営業に関する調査」の結果を発表した。調査は7月13日~14日、全国20歳~59歳の経営者・会社員2,793名を対象にWEBアンケート方式で行われた。

  • 直近1か月で行ったB to B営業

    直近1か月で行ったB to B営業

現在行っている営業の種類を教えてもらったところ、「B to B営業を行う」(64.4%)が最も多く、次いで「B to C営業を行う」(25.8%)という結果に。

「B to B営業を行う」と回答した人に、直近1カ月で行った営業の種類を聞いたところ、「訪問営業」(68.7%)が最も多く、次いで「電話営業」(57.2%)。「オンライン営業」に関しては33.8%と、3割程度にとどまった。

そこで、オンライン営業を行っていない理由を尋ねたところ、大きく分けて、「自社・顧客の設備・体制」「顧客からの要望」「電話・メールのみで営業可能」「営業の効率化」「その他のケース」という5つの理由が明らかに。

特に、「自社・顧客の設備・体制」問題を挙げる人が多く、自社及び顧客のオンライン営業環境が整っておらず仕方なく訪問営業を行っているケースや、会社として許可が下りないなど、企業として急な対応に追いついていないケースなどが多く見受けられた。

また、「営業の効率化」を理由とするケースでは、「直接会って話した方が良い」という意見や、「オンラインでは商品が伝えきれない」「お客様からの反応をいただきにくい」など、オフラインの方が効率的とする意見が多数散見される結果に。

「その他のケース」としては、そもそも「そういう発想がなかった」という人や、「感染者が出ていない地域(青森県)なのでオンラインの営業はしなくても大丈夫」「コロナウイルスでアポがとれないから」といった理由が並んだ。